霧きりにかすんだ奥飛騨おくひだの
なぜか侘わびしい 湯ゆのけむり
すすり泣なくよな 虫むしの音ね聞きけば
捨すてた故郷こきょうが
なつかしい なつかしい
ああ哀愁あいしゅうの 奥飛騨おくひだの女ひと
逢あえば別わかれが 来くるものと
知しっていながら なぜ泣なかす
かたくにぎった 手てのぬくもりに
うしろ髪がみひく
この思おもい この思おもい
ああ哀愁あいしゅうの 奥飛騨おくひだの女ひと
清きよき流ながれの 飛騨ひだ川がわの
水みずに映うつした 影かげふたつ
別わかれ切せつない あの横顔よこがおに
いつか来くるだろ
幸しあわせが 幸しあわせが
ああ哀愁あいしゅうの 奥飛騨おくひだの女ひと
霧kiriにかすんだnikasunda奥飛騨okuhidaのno
なぜかnazeka侘wabiしいshii 湯yuのけむりnokemuri
すすりsusuri泣naくよなkuyona 虫mushiのno音ne聞kiけばkeba
捨suてたteta故郷kokyouがga
なつかしいnatsukashii なつかしいnatsukashii
ああaa哀愁aisyuuのno 奥飛騨okuhidaのno女hito
逢aえばeba別wakaれがrega 来kuるものとrumonoto
知shiっていながらtteinagara なぜnaze泣naかすkasu
かたくにぎったkatakunigitta 手teのぬくもりにnonukumorini
うしろushiro髪gamiひくhiku
このkono思omoいi このkono思omoいi
ああaa哀愁aisyuuのno 奥飛騨okuhidaのno女hito
清kiyoきki流nagaれのreno 飛騨hida川gawaのno
水mizuにni映utsuしたshita 影kageふたつfutatsu
別wakaれre切setsuないnai あのano横顔yokogaoにni
いつかitsuka来kuるだろrudaro
幸shiawaせがsega 幸shiawaせがsega
ああaa哀愁aisyuuのno 奥飛騨okuhidaのno女hito