かまわない 歌詞 川畑要 ふりがな付

奪うばいあって
許ゆるしあって
それでよかった
君きみだけに
そばにいてほしい

唇くちびるだけで
わかる気持きもちに
棘とげはいつから
紛まぎれ込こんでた

傷きずついたのも
傷きずつけたのも
同おなじ孤独こどくに
ふれていたから

なぜ 心こころまで
裸はだかに できずにいたんだろう

だったら
奪うばいあって
許ゆるしあって
それでよかった
ただ君きみを
抱だきしめて

幸しあわせも
ぬくもりも
消きえてゆくなら
愛あいなんて
感かんじなくていい
かまわない

ひび割われていた
二人ふたりの距離きょりは
思おもい出でだけが
繋つなぎ止とめてた

信しんじるために
疑うたがうことを
誰だれも責せめたり
できるはずない

きっと 悲かなしみは
眠ねむれる 夢ゆめまで 失なくしたんだ

だったら
壊こわしあって
垂たれねあって
それでよかった
ただ君きみが
そばにいて

苦くるしみを
閉とじ込こめる
鍵かぎがないなら
愛あいなんて
感かんじたくない
かまわない

ずっと 僕ぼくたちは
おんなじ かけらを 持もっているよ

だったら
奪うばいあって
許ゆるしあって
それでよかった
ただ君きみを
抱だきしめて

幸しあわせも
ぬくもりも
消きえてゆくなら
愛あいなんて
感かんじなくていい
かまわない