夢でもいいから 歌詞 布施明 ふりがな付

夢ゆめでもいいからあなたに会あいたい
もう一度いちどだけちょっとだけ抱だきたい
叶かなわぬ願ねがいとわかっていても
あの時代じだいがよみがえる

疲つかれた僕ぼくだけど
許ゆるしておくれ少すこしだけ
思おもい出での中なかで眠ねむらせて欲ほしい
あなたの手てを握にぎりしめて

覚おぼえていますよね
僕ぼくらの青春せいしゅん時代じだい
遠とおいあの日ひを懐なつかしむ夜よるは
何故なぜか心こころが痛いたい夜よる

夢ゆめでもいいからあなたに会あいたい
もう一度いちどだけちょっとだけ抱だきたい
うっすら温ぬくもり消きえない内うちに
振ふり向むいて微笑ほほえんで

夢ゆめでもいいからあなたに会あいたい
もう一度いちどだけちょっとだけ抱だきたい
あなたは運命さだめの道みちを再ふたたび
ひとりぼっちで旅たびに立たつ

全すべての思おもい出でを
あなたは花束はなたばにして
胸むねに抱だいて涙なみだをぬぐうよ
揺ゆらめくか後うしろ姿すがたが

夢ゆめでもいいからあなたに会あいたい
もう一度いちどだけちょっとだけ抱だきたい
明日あしたの光ひかりがあなたの元もとで
輝かがやいていますように

夢ゆめでもいいからあなたに会あいたい
もう一度いちどだけちょっとだけ抱だきたい