どれだけ好すきだと言いえば君きみは満みたされるのだろう
あの頃ころは恋こいしている自分じぶんを愛あいしてた
季節きせつを引ひきずり回まわし君きみを抱だきしめる度たびに
黙だまったままの素肌すはだに深ふかい傷きずを付つけた
君きみの心こころの行方ゆくえが気きになりだして
僕ぼくからかける電話でんわの数かずを減へらした
思おもい通どおりに動うごかぬ恋こいだったけど
動うごかない思おもい出でだけ食たべて生いきる
「本当ほんとうの私わたしを見みて」と叫さけんだ
細ほそい腕うでが初はじめて悲かなしく見みえた
どうしても消けせない君きみを憎にくんだこともあった
それでも思おもい出だす度たび昔むかしの僕ぼくになる
つまらない毎日まいにちだなって今いまを嘆なげくときでも
気付きづけば濡ぬれた睫毛まつげに心こころが傾かたむくよ
あれから月日つきひは経たち僕ぼくは変かわった
とは言いっても昔むかしより臆病おくびょうなだけ
適度てきどな優やさしさとか夜よるの数かずとか
器用きようになることだけで男おとこをはかる
腑抜ふぬけな鏡かがみに願おもいがよぎる
"強つよく、そして優やさしい男おとこになりたい"
どれだけ好すきだと言いえば君きみは満みたされるのだろう
あの頃ころは恋こいしている自分じぶんを愛あいしてた
元気げんきにしていることは それとなく聞きいているよ
目覚めざまし時計どけい一ひとつで僕ぼくは起おきれるから
1日にち女々めめしく浸ひたり思おもい出で噛かみしめたら
情なさけない男おとこもここで 扉とびらを開あけてみよう
どれだけdoredake好suきだとkidato言iえばeba君kimiはha満miたされるのだろうtasarerunodarou
あのano頃koroはha恋koiしているshiteiru自分jibunをwo愛aiしてたshiteta
季節kisetsuをwo引hiきずりkizuri回mawaしshi君kimiをwo抱daきしめるkishimeru度tabiにni
黙damaったままのttamamano素肌suhadaにni深fukaいi傷kizuをwo付tsuけたketa
君kimiのno心kokoroのno行方yukueがga気kiになりだしてninaridashite
僕bokuからかけるkarakakeru電話denwaのno数kazuをwo減heらしたrashita
思omoいi通dooりにrini動ugoかぬkanu恋koiだったけどdattakedo
動ugoかないkanai思omoいi出deだけdake食taべてbete生iきるkiru
「本当hontouのno私watashiをwo見miてte」とto叫sakeんだnda
細hosoいi腕udeがga初hajiめてmete悲kanaしくshiku見miえたeta
どうしてもdoushitemo消keせないsenai君kimiをwo憎nikuんだこともあったndakotomoatta
それでもsoredemo思omoいi出daすsu度tabi昔mukashiのno僕bokuになるninaru
つまらないtsumaranai毎日mainichiだなってdanatte今imaをwo嘆nageくときでもkutokidemo
気付kiduけばkeba濡nuれたreta睫毛matsugeにni心kokoroがga傾katamuくよkuyo
あれからarekara月日tsukihiはha経taちchi僕bokuはha変kaわったwatta
とはtoha言iってもttemo昔mukashiよりyori臆病okubyouなだけnadake
適度tekidoなna優yasaしさとかshisatoka夜yoruのno数kazuとかtoka
器用kiyouになることだけでninarukotodakede男otokoをはかるwohakaru
腑抜funuけなkena鏡kagamiにni願omoいがよぎるigayogiru
"強tsuyoくku、そしてsoshite優yasaしいshii男otokoになりたいninaritai"
どれだけdoredake好suきだとkidato言iえばeba君kimiはha満miたされるのだろうtasarerunodarou
あのano頃koroはha恋koiしているshiteiru自分jibunをwo愛aiしてたshiteta
元気genkiにしていることはnishiteirukotoha それとなくsoretonaku聞kiいているよiteiruyo
目覚mezaましmashi時計dokei一hitoつでtsude僕bokuはha起oきれるからkirerukara
1日nichi女々memeしくshiku浸hitaりri思omoいi出de噛kaみしめたらmishimetara
情nasaけないkenai男otokoもここでmokokode 扉tobiraをwo開aけてみようketemiyou