蝶の雨 歌詞 弘田三枝子 ふりがな付

白しろい蝶々ちょうちょうが 雨あめに耐たえてる
あれは昨日きのうまでの 私わたしの姿すがた
こんな気持きもちなど
わからないでしょう あなた
わからないまま 何なにもきかないで
強つよく抱だいてほしい
あたたかな あなたの腕うでの中なかで
凍こおりついた心こころが とける音おとがする
この恋こいを 最後さいごの恋こいにしたい
別わかれの悲かなしみを 知しりすぎたから

白しろい蝶々ちょうちょうが 雨あめに死しんでる
あれはあなたなしの 私わたしの姿すがた
女心おんなごころなど
信しんじないでしょう あなた
信しんじないままで 何なにも言いわないで
そばにおいてほしい
くりかえし あなたの指ゆびにふれて
肌はだにしみた涙なみだの あとが消きえてゆく
この恋こいを 最後さいごの恋こいにしたい
ひとりぼっちの恐こわさを 知しりすぎたから

この恋こいを 最後さいごの恋こいにしたい
ひとりぼっちの恐こわさを 知しりすぎたから