日和山公園 歌詞 成底ゆう子 ふりがな付

今いまは 明日あしたを遠とおく想おもえても 君きみはひとりじゃない
この街まちが好すきな 好すきな僕ぼくらはそばにいる いつも見みつめてる

君きみの生うまれた街まちを歩あるいた でもここに街まちはない
君きみが通とおった校舎こうしゃ ブランコの公園こうえん 笑顔えがお あの歌うたも 空そらに消きえた

知しらなかった 無力むりょくだった
この街まちのこと 君きみのこと 何なにひとつ

春はるになれば 桜さくらの日和山ひよりやま公園こうえん ひとり立たてば
風かぜに聞きこえる 小ちいさな明日あしたの足音あしおとに涙なみだが溢あふれた

この街まちを出でて 新あたらしいふるさと選えらんだ友とももいる
自分じぶんだけの笑顔えがおに また出逢であうための道みち いつか帰かえる日ひを夢見ゆめみた一歩いっぽ

忘わすれないで どこにいても
この街まちを想おもう気持きもちは ずっと ずっと 変かわらない

南三陸みなみさんりくのさんさん商店街しょうてんがいで 青あおいTシャツＴしゃつを買かった
君きみの好すきなこの店みせが あの街まちに戻もどる日ひは また来くるから

ひとりの力ちからは小ちいさくて 今いますぐ 君きみの力ちからには なれないかもしれない
その手てで灯ともしたロウソクの火ひを 守まもるのはひとつじゃない
ひとつじゃない

今いまは 明日あしたを遠とおく想おもえても 君きみはひとりじゃない
この街まちが好すきな 好すきな心こころはそばにある いつも

春はるになれば 桜さくらの日和山ひよりやま公園こうえん ひとり立たてば
花はなより綺麗きれいな笑顔えがおに 咲さき満みちる街まちを 君きみと歩あるきたい

春はるになれば 桜さくらの日和山ひよりやま公園こうえん ひとり立たてば
花はなより綺麗きれいな笑顔えがおに 咲さき満みちる街まちを 君きみと歩あるきたい