東ひがしの空ぞらが赤あかい もうすぐ 陽ひが昇のぼる
誰だれも居いないプラットホーム 一番いちばん列車れっしゃに乗のる
君きみは まだ夢ゆめの中なか 突然とつぜんで ごめん
話はなしは あいつに聞きいてくれ 逢あわずに行いくョ
町まちはずれの 丘おかに登のぼった
あの日ひを 覚おぼえていますか
夕焼ゆうやけ雲ぐもの 向むこうに
僕ぼくらは 何なにを 見みたのか
あいつは この町まちに残のこる と
僕ぼくは 出でて行いくと 叫さけんだ
君きみは 少すこし困こまった顔かおで
黙だまって 遠とおくを見みてたネ
あいつとはよく喧嘩けんかをした だけどイイ奴やつさ
君きみとなら うまくやれるだろう
あいつは 優やさしいもんナ
やがて君きみは 母かあさんのように
きれいに 歳としをとり
よく似にた子供こどもの手てをひいて
静しずかに 街まちを歩あるくだろう
愛あいしてたよ あの頃ころは
二人ふたりで 暮くらすつもりだった
君きみを 幸しあわせに出来できないまま
僕ぼくは 一人ひとり 町まちを出でて行いく
ああ もう 汽車きしゃが出でる 故郷こきょうの
山やまよ 河かわよ 空そらよ
さよなら 君きみと僕ぼくの 青春せいしゅん
今いま さすらいの 夜よるが明あける
東higashiのno空zoraがga赤akaいi もうすぐmousugu 陽hiがga昇noboるru
誰dareもmo居iないnaiプラットホpurattohoームmu 一番ichiban列車ressyaにni乗noるru
君kimiはha まだmada夢yumeのno中naka 突然totsuzenでde ごめんgomen
話hanashiはha あいつにaitsuni聞kiいてくれitekure 逢aわずにwazuni行iくkuョxyo
町machiはずれのhazureno 丘okaにni登noboったtta
あのano日hiをwo 覚oboえていますかeteimasuka
夕焼yuuyaけke雲gumoのno 向muこうにkouni
僕bokuらはraha 何naniをwo 見miたのかtanoka
あいつはaitsuha このkono町machiにni残nokoるru とto
僕bokuはha 出deてte行iくとkuto 叫sakeんだnda
君kimiはha 少sukoしshi困komaったtta顔kaoでde
黙damaってtte 遠tooくをkuwo見miてたtetaネne
あいつとはよくaitsutohayoku喧嘩kenkaをしたwoshita だけどdakedoイイii奴yatsuさsa
君kimiとならtonara うまくやれるだろうumakuyarerudarou
あいつはaitsuha 優yasaしいもんshiimonナna
やがてyagate君kimiはha 母kaaさんのようにsannoyouni
きれいにkireini 歳toshiをとりwotori
よくyoku似niたta子供kodomoのno手teをひいてwohiite
静shizuかにkani 街machiをwo歩aruくだろうkudarou
愛aiしてたよshitetayo あのano頃koroはha
二人futariでde 暮kuraすつもりだったsutsumoridatta
君kimiをwo 幸shiawaせにseni出来dekiないままnaimama
僕bokuはha 一人hitori 町machiをwo出deてte行iくku
ああaa もうmou 汽車kisyaがga出deるru 故郷kokyouのno
山yamaよyo 河kawaよyo 空soraよyo
さよならsayonara 君kimiとto僕bokuのno 青春seisyun
今ima さすらいのsasuraino 夜yoruがga明aけるkeru