アイコトバ 歌詞 春奈るな ふりがな付

数かぞえ切きれない 瞬またたく星ほし
ひとつ ひとつ 意味いみを持もっていて
君きみを想おもい願ねがいかけた夜よるは
随分ずいぶん昔むかしのようだね

少すこし広ひろくなった 部屋へやの片隅かたすみ
薄うすれた面影おもかげを ひとり抱だきしめた

抑おさえきれなくて 溢あふれ出だしたのは
痛いたくて優やさしい 合言葉あいことば
『大好だいすき』だとか『そばにいる』とか
ほんと嘘うそつきだね
戻もどれないのなら 叶かなわないのなら
いっそ 全部ぜんぶを忘わすれさせてよ
自由じゆうになって 空からっぽになって
満みたされていた日々ひびが 嘘うそみたいだ

手てを引ひかれて よく歩あるいた
並木なみき通どおり 家いえまでの道みちも
半歩先はんぽさきに君きみがいないから
まだ 見慣みなれないままだよ

少すこし背伸せのびをした ふたりのような
かげぼうしが今いまも ずっと焼やき付ついてる

ひとりでいるのに 探さがしてないのに
記憶きおくに棲すみつく 合言葉あいことば
『おやすみ』だとか『おはよう』だとか
当あたり前まえだったね
戻もどれなくたって 叶かなわなくたって
呆あきれるくらい 思おもい浮うかぶよ
胸むねの傷口きずぐち かさぶたに変かわって
忘わすれてしまうのかなぁ? ちょっと嫌いやだなぁ

強つよがりのような 優やさしさのような
涙なみだで滲にじんだ 哀あい言葉ことば
『大嫌だいきらい』とか『さよなら』だとか
ほんと嘘うそつきだね
幸しあわせを知しって 悲かなしみも知しって
それでも出逢であえて良よかったよ
『恋こいしい』は きっと 気付きづかないうちに
『愛いとしい』に変かわったの 君きみのせいだよ
沢山たくさんの初はじめてをくれて ありがとう