なぜ海うみは青あおくて 雲くもは流ながれるの
なぜ川かわは謳うたうの 梢こずえは踊おどるの
つきない問といかけは はるか昔むかしから
てのひらの 小ちいさな地球ほしに恋こいをしているせい
ゆっくりと歩あるくのは いとしいから
途切とぎれない歌うたのように 響ひびいていたいから
なぜ空そらは蒼あおいの 風かぜはささやくの
なぜ花はなはこぼれるの ふたたび ひらくの
時ときと所ところを越こえて 意味いみさえも越こえて
まなざしは ただ注そそがれる 砂すなのひとつぶにさえ
七色なないろの虹にじはまた 消きえるけれど
私わたしたち みんな尽つきぬ夢ゆめの生いきもの
なぜnaze海umiはha青aoくてkute 雲kumoはha流nagaれるのreruno
なぜnaze川kawaはha謳utaうのuno 梢kozueはha踊odoるのruno
つきないtsukinai問toいかけはikakeha はるかharuka昔mukashiからkara
てのひらのtenohirano 小chiiさなsana地球hoshiにni恋koiをしているせいwoshiteirusei
ゆっくりとyukkurito歩aruくのはkunoha いとしいからitoshiikara
途切togiれないrenai歌utaのようにnoyouni 響hibiいていたいからiteitaikara
なぜnaze空soraはha蒼aoいのino 風kazeはささやくのhasasayakuno
なぜnaze花hanaはこぼれるのhakoboreruno ふたたびfutatabi ひらくのhirakuno
時tokiとto所tokoroをwo越koえてete 意味imiさえもsaemo越koえてete
まなざしはmanazashiha ただtada注sosoがれるgareru 砂sunaのひとつぶにさえnohitotsubunisae
七色nanairoのno虹nijiはまたhamata 消kiえるけれどerukeredo
私watashiたちtachi みんなminna尽tsuきぬkinu夢yumeのno生iきものkimono