愛と泪 歌詞 杉良太郎 ふりがな付

運命さだめに負まけたわと 泪なみだの置おき手紙てがみ
おまえは いまごろ どうしてるだろう
昔むかしの話はなしが じゃまになったら
忘わすれたけれど つまらない
男おとこよ 男おとこだと 話はなしてくれよ

(セリフ)はじめて「おまえ」って呼よんだ時とき
あいつはうれしそうな顔かおをしたっけ
いまでは夢ゆめの中なかでしか逢あえなくなったけど
やっぱりおれが惚ほれたおんなは あいつひとりさ

もうすぐおまえの 好すきな花はなの季節きせつ
せめても その花はな 飾かざっておくさ
思おもい出でほしくて さみしかったら
旅たびから帰かえる気軽きがるさで
この部屋へやに この部屋へやに 戻もどって来こいよ

かくれて泣ないていた おまえの細ほそい肩かた
いまなら この手てに 抱だきしめてやれる
心こころの傷きずに 世間せけんの風かぜが
冷つめたい時ときは 遠慮えんりょなく
この胸むねで泣なくがいい 迎むかえに行いくよ