「街角に佇めば」の歌詞 杉良太郎
2009/12/16 リリース- 文字サイズ
- よみがな
この楽曲へのみんなの気持ち
憩いこう煙草たばこは 永遠えいえんならず
急いそぐ車くるまと 足速あしばややの人ひと
立たち止どまること 許ゆるされず
来きた道みちの見返みかえり足たらず 往いく道みちの覚悟かくごも足たらず
もう次つぎの 幕まくが上あがろうとする
心こころならずも佇たたずみ終おえて 再ふたたび向むかう雑踏ざっとうの中なか
握にぎり拳こぶしを胸むねに密ひめて せめて命いのちの唄うたを歌うたいに行いこうか
街角まちかどに佇たたずめば それは ひと時ときの恋こい
遊あそび心ごころは 形かたちと成なれず
すまじきものと 知しりつつの夢ゆめ
けれど火照ほてりの 捨すて切きれず
一人ひとりをも幸しあわせにせず わが身みさえ捉つかまえ切きれず
思おもい出でを 更さらにほろ苦にがくする
心こころならずも佇たたずみ終おえて 再ふたたび向むかう雑踏ざっとうの中なか
握にぎり拳こぶしを胸むねに密ひめて せめて命いのちの唄うたを歌うたいに行いこうか
街角まちかどに佇たたずめば それは 旅先たびさきの宿やど
安住あんじゅうの地ちの ぬくもりならず
まぶたを叩たたく 斜ななめに射さす陽ひ
しばしの孤独こどく 楽たのしめず
来きた道みちの見返みかえり足たらず 往いく道みちの覚悟かくごも足たらず
風立かぜだちて 背中せなか小突こづこうとする
心こころならずも佇たたずみ終おえて 再ふたたび向むかう雑踏ざっとうの中なか
握にぎり拳こぶしを胸むねに密ひめて せめて命いのちの唄うたを歌うたいに行いこうか