離愁… 秋から冬へ 歌詞 松原のぶえ ふりがな付

右みぎに若狭わかさの海うみを見みて
宮津みやづすぎれば 丹後たんご半島はんとう
あなた忘わすれて生いきるには
強つよいこころが ほしいと思おもう
秋あきから冬ふゆへ 日本海にほんかい
女おんなのなげきか ひゅるる ひゅるる
風かぜが鳴なる

伊根いねの舟屋ふなやは海うみの中なか
泊とまり 本庄ほんじょう 人ひとの影かげもない
二度にどとあなたにもどらない
きめた女おんなの ひとりの旅たびよ
秋あきから冬ふゆへ 日本海にほんかい
女おんなをためすか ひゅるる ひゅるる
風かぜが鳴なる

雨あめとおもえば 陽ひがさして
やがて みぞれに そして雪ゆきになる
空そらはうらにし 荒模様あれもよう
未練みれんひとつの 迷まよいでしょうか
秋あきから冬ふゆへと 日本海にほんかい
女おんなのこころに ひゅるる ひゅるる
風かぜが鳴なる