あふれる涙なみだは 拭ぬぐえても
今いまでも払はらえぬ おもかげひとつ
倖しあわせやれない この俺おれだから
詫わびているのさ 旅路たびじのはてで
すず虫むし すず虫むし もう泣なくな
苦労くろうのおもさに たえながら
うらみもしないで 微笑ほほえみくれた
あの頃ころおまえと ふたりで行いった
祭まつりばやしが 聞きこえてくるよ
すず虫むし すず虫むし もう泣なくな
自分じぶんのことなど あとにして
かぼそいからだで 尽つくしてくれた
おとこの涙なみだで にじんだ月つきを
おまえ見みてるか 都会とかいのすみで
すず虫むし すず虫むし もう泣なくな
あふれるafureru涙namidaはha 拭nuguえてもetemo
今imaでもdemo払haraえぬenu おもかげひとつomokagehitotsu
倖shiawaせやれないseyarenai このkono俺oreだからdakara
詫waびているのさbiteirunosa 旅路tabijiのはてでnohatede
すずsuzu虫mushi すずsuzu虫mushi もうmou泣naくなkuna
苦労kurouのおもさにnoomosani たえながらtaenagara
うらみもしないでuramimoshinaide 微笑hohoeみくれたmikureta
あのano頃koroおまえとomaeto ふたりでfutaride行iったtta
祭matsuriばやしがbayashiga 聞kiこえてくるよkoetekuruyo
すずsuzu虫mushi すずsuzu虫mushi もうmou泣naくなkuna
自分jibunのことなどnokotonado あとにしてatonishite
かぼそいからだでkabosoikaradade 尽tsuくしてくれたkushitekureta
おとこのotokono涙namidaでde にじんだnijinda月tsukiをwo
おまえomae見miてるかteruka 都会tokaiのすみでnosumide
すずsuzu虫mushi すずsuzu虫mushi もうmou泣naくなkuna