夫婦旅がらす 歌詞 柳澤純子 ふりがな付

おまえに逢あわなきゃ この人生じんせいも
砂すなを噛かむよな 味気あじけなさ
そう言いう あんたに 私わたしが惚ほれて
一人ひとり倒たおれりゃ一人ひとりが背せおう
日暮ひぐれ雨降あめふり泣なくのも二人ふたり
幸しあわせになってやる 夫婦めおと旅たびがらす

すみ家かを探さがして 東ひがしへ西にしへ
二人ふたりなりゃこそ 回まわり道みち
この町まち捨すてれば 田舎いなかがあるわ
それでだめなら出直でなおすまでよ
心細こころぼそさに抱だきあう夜よるも
幸しあわせになってやる 夫婦めおと旅たびがらす

若わかさにまかせた 昔むかしは昔むかし
時ときが流ながれりゃ 思おもい出でよ
花はな咲さく季節きせつに 気きままに飛とべば
苦労くろう忘わすれる二人ふたりの旅路たびじ
これも人生じんせいこころを重かさね
幸しあわせになってやる 夫婦めおと旅たびがらす