ごめんね、ありがとう。 歌詞 柿原徹也 ふりがな付

今いまここに 見みえるのは
当あたり前まえじゃ ないもの
当あたり前まえに 見みえるのは
ここにしか今いま ないもの

色いろとりどりの 日々ひびを抜ぬけて
僕ぼくらしくあれたら それで良よかった
君きみとの距離きょりを 計はかりながら
はぐれないように 繋つないだ手てと手てで

物語ものがたりを終おえて
いつものようにバッグを担かついで
君きみを迎むかえに行いく
つまらない 迷まよいはもう 投なげ捨すてたい
君きみが見みえないように

君きみに会あって 抱だき合あって 時ときが過すぎて
別わかれを選えらんだら それもまた正解せいかいだ
いつか君きみだって変かわって そりゃ僕ぼくだって
出会であうために そうだ 別わかれを選えらんだ

先さきを見据みすえて 僕ぼくは進すすむ(もう)
君きみが少すこしでも 歩あるきやすいように
だけどもし 自分じぶんの道みちを見みつけたら
どうぞ構かまわないで 胸むねを張はっておくれよ

ここにいない人ひとたちまで
全部ぜんぶこの手てで救すくってやろうだなんて
それはできないけど
忘わすれない、忘わすれないよ
君きみがいたことが 僕ぼくの救すくい

君きみに会あって 抱だき合あって 時ときが過すぎて
想おもいが変かわったら それもまた正解せいかいだ
立たち止どまった時ときだって 悪わるくはないって
思おもえたなら そうだ 止とまってはいないな

巡めぐり巡めぐる感情かんじょう 胸むねの奥おくの多おおくの
回まわる時計とけいの針はりの音おとを聞きいて
流ながれるような時ときの中なかで 出会であったなら尊とうといから
涙なみだが出でそうだ なんだろうな
ごめんね、ありがとう。