あふれ出す思いのために 歌詞 森口博子 ふりがな付

あふれだす思おもいのため 私わたしは何なにができるの
机つくえに散ちらばった 出だせなかったままの手紙てがみたち
ともだちの恋こいのためなら どこへでも乗のり込こめるのに
たかが住所じゅうしょさえも聞ききだせないなんて どうかしてる

テレビのスウィッチ切きり 窓まどを少すこし開ひらいた

電話でんわの向むこうから 聞きこえてくるあなたの声こえは
どんなふうだろう…ほおがあつい
好すきになった理由りゆうを ひとつ残のこさずに言いえる日ひは
どんなふうだろう…やさしく今いま 街まちが揺ゆれた

バカな話はなしばかりして 面白おもしろい「仲間なかま」演えんじて
ようやく逢あえたって かんじんな言葉ことばへ つなげない

かなわない願ねがいでも 奪うばうしかない恋こいでも

この場所ばしょを抜ぬけ出だし あなたの手てをひいてどこかへ
走はしりだしたい ドアをあけて
思おもい出でもないような 恋こいになんてしないでと
自分じぶんの中なかの自分じぶんが今いま 怒いかっている

もっと強つよく近ちかく見みつめたい なにもか

行いき先さきは見みえない でもあなたと二人ふたりどこかへ
走はしりだしたい ドアをあけて
思おもい出でもないような 恋こいになんてしないでと
自分じぶんの中なかの自分じぶんが今いま 怒おこっている

電話でんわの向むこうから 聞きこえてくるあなたの声こえは
どんなふうだろう…ほおがあつい
好すきになった理由りゆうを ひとつ残のこさずに言いえる日ひは
どんなふうだろう…いつかきっと