夢ゆめを持もてよと人ひとは言いう
夢ゆめはなくとも生いきている
夢ゆめはわざわざ捨すてたのに
忘わすれたころに言いいやがる
四月しがつになれば
四月しがつになれば
四月しがつになれば
四月しがつになるさ
泣ないてばかりの青春せいしゅんに
ほとほとうんざりしたのです
卒業そつぎょう証書しょうしょの片隅かたすみに
ごくろうさんと書かいてみた
四月しがつになれば
四月しがつになれば
四月しがつになれば
四月しがつになるさ
見慣みなれた町まちに花はなが咲さく
風かぜもいくぶん優やさしかろう
大好だいすきな君きみに会あいたくて
何度なんども歩あるく道みちの上うえ
四月しがつになれば
四月しがつになれば
四月しがつになれば
四月しがつになるさ
群青色ぐんじょういろの海原うなばらを
何なんに例たとえりゃいいのかと
丸まるめて弾ひいた昼下ひるさがり
髪かみも瞼まぶたに掛かかる頃ころ
四月しがつになれば
四月しがつになれば
四月しがつになれば
四月しがつになるさ
飛とべない空そらに閃ひらめいた
愚痴ぐちる言葉ことばの軽かろやかさ
平方へいほうセンチの黄昏たそがれに
天地てんちの差さなどあるものか
四月しがつになれば
四月しがつになれば
四月しがつになれば
四月しがつになるさ
夢yumeをwo持moてよとteyoto人hitoはha言iうu
夢yumeはなくともhanakutomo生iきているkiteiru
夢yumeはわざわざhawazawaza捨suてたのにtetanoni
忘wasuれたころにretakoroni言iいやがるiyagaru
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになるさninarusa
泣naいてばかりのitebakarino青春seisyunにni
ほとほとうんざりしたのですhotohotounzarishitanodesu
卒業sotsugyou証書syousyoのno片隅katasumiにni
ごくろうさんとgokurousanto書kaいてみたitemita
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになるさninarusa
見慣minaれたreta町machiにni花hanaがga咲saくku
風kazeもいくぶんmoikubun優yasaしかろうshikarou
大好daisuきなkina君kimiにni会aいたくてitakute
何度nandoもmo歩aruくku道michiのno上ue
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになるさninarusa
群青色gunjouiroのno海原unabaraをwo
何nanにni例tatoえりゃいいのかとeryaiinokato
丸maruめてmete弾hiいたita昼下hirusaがりgari
髪kamiもmo瞼mabutaにni掛kaかるkaru頃koro
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになるさninarusa
飛toべないbenai空soraにni閃hirameいたita
愚痴guchiるru言葉kotobaのno軽karoやかさyakasa
平方heihouセンチsenchiのno黄昏tasogareにni
天地tenchiのno差saなどあるものかnadoarumonoka
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになればninareba
四月shigatsuになるさninarusa