友が偉く見える日 歌詞 森田公一とトップギャラン ふりがな付

友ともがみな偉えらく見みえる日ひ 詩人しじんを真似まねてスミレを買かった
早はやく帰かえって何なにも言いわずに お前まえに渡わたしてみたかった

男おとこの人生じんせいのほろ苦にがさが 風かぜのように沁しみる日ひ
おれもお前まえもゲームのように 暮くらせなくなる年頃としごろ

友ともがみな偉えらく見みえる日ひ スミレをかばい駅えきへ急いそいだ
心こころの底そこから笑わらえた頃ころの 遠とおさをはじめてかみしめた

友ともがみな偉えらく見みえる日ひ 電車でんしゃの窓まどの闇やみに映うつった
みじめな顔かおに耐たえきれなくて 盛さかり場ばの駅えきでつい降おりた

男おとこの人生じんせいのほろ苦にがさが 風かぜのように沁しみる日ひ
おれもお前まえもゲームのように 暮くらせなくなる年頃としごろ

友ともがみな偉えらく見みえる日ひ 結局けっきょく酔よってスミレを失なくし
帰かえるとお前まえの枕元まくらもとには スミレがひと鉢はち匂におってた