不器用な青春時代 歌詞 槇原敬之 ふりがな付

買かったばかりのTシャツてぃーしゃつで
また手てを拭ふいてしまった
何なにかいいアイディアは無ないか
夢中むちゅうで考かんがえ続つづけてる
僕ぼくは現実げんじつの世界せかいで
今いま壁かべにぶつかってる
壊こわす呪文じゅもんも魔法まほうもない
特殊とくしゅ能力者のうりょくしゃでもないけど

壁かべのポスターの
二次元にじげんの彼女かのじょが
優やさしく笑わらうんだ
旅立たびだつ時ときが来きたんだよって

妄想もうそうを追おい続つづけた
不器用ぶきような青春せいしゅん時代じだい
掴つかめないもの
掴つかもうと追おい続つづけた日々ひび
呆あきれるくらいの
あの忍耐力にんたいりょくは決けっして
無駄むだなんかじゃないって
信しんじてる

僕ぼくにとって完璧かんぺきな
世界せかいがそこにあった
アニメやテクノポップは
限界げんかい知しらずの人ひとの才能さいのう
世間せけんの常識じょうしきに君きみの
心こころの舵かじを取とらせるな
リミッターなど壊こわしてしまえ
そう伝つたえてる気きがしたんだ

喜よろこぶ誰だれかの
笑顔えがおを想像そうぞうした
初はじめて胸むねときめいた
三次元さんじげんのあの子この笑顔えがおを

妄想もうそうを追おい続つづけた
不器用ぶきような青春せいしゅん時代じだい
掴つかめないもの
掴つかもうと追おい続つづけた日々ひび
想像そうぞうと創造そうぞうが
同おなじ音おとを持もつその意味いみを
リアルに感かんじる時ときが
とうとう来きたんだ

諦あきらめない心こころが奇跡きせきを起おこす
誰だれもがヒーローになれるチャンスがある
よくある広告こうこくみたいな
言葉ことばに今いまは心こころが震ふるえる
いいところをあの子こに見みせたい
見みせなくちゃ

妄想もうそうを追おい続つづけた
不器用ぶきような青春せいしゅん時代じだい
掴つかめないもの
掴つかもうと追おい続つづけた日々ひび
呆あきれるくらいの
あの忍耐力にんたいりょくは決けっして
無駄むだなんかじゃないって
信しんじてる