伊根いねの港みなとの 舟屋ふなやには
家いえの中なかにも 海うみがある
海うみよ荒あれるな 枕まくらが濡ぬれる
濡ぬれりゃ未練みれんが また起おきる
若狭わかさの海うみよ・・・
あなたの面影おもかげ 波なみがつれてくる
岬みさきまわりの バスが着つく
待まってみたとて来こない人ひと
沖おきは日暮ひぐれて 一羽いちわの鴎かもめ
誰だれに焦こがれて 鳴なくのやら
若狭わかさの海うみよ・・・
あなたに逢あいたい 風かぜがすすり泣なく
眠ねむれない夜よは 雨あめの夜よは
酒さけと涙なみだが 添そい寝ねする
いつになったら 想おもい出捨ですてて
泣なかぬ女おんなに なれるやら
若狭わかさの海うみよ・・・
あなたに抱だかれた 夢ゆめがつらすぎる
伊根ineのno港minatoのno 舟屋funayaにはniha
家ieのno中nakaにもnimo 海umiがあるgaaru
海umiよyo荒aれるなreruna 枕makuraがga濡nuれるreru
濡nuれりゃrerya未練mirenがga またmata起oきるkiru
若狭wakasaのno海umiよyo・・・
あなたのanatano面影omokage 波namiがつれてくるgatsuretekuru
岬misakiまわりのmawarino バスbasuがga着tsuくku
待maってみたとてttemitatote来koないnai人hito
沖okiはha日暮higuれてrete 一羽ichiwaのno鴎kamome
誰dareにni焦koがれてgarete 鳴naくのやらkunoyara
若狭wakasaのno海umiよyo・・・
あなたにanatani逢aいたいitai 風kazeがすすりgasusuri泣naくku
眠nemuれないrenai夜yoはha 雨ameのno夜yoはha
酒sakeとto涙namidaがga 添soいi寝neするsuru
いつになったらitsuninattara 想omoいi出捨desuててtete
泣naかぬkanu女onnaにni なれるやらnareruyara
若狭wakasaのno海umiよyo・・・
あなたにanatani抱daかれたkareta 夢yumeがつらすぎるgatsurasugiru