これが最後さいごの ふたりの旅たびと
知しっているのか 瀬戸せとの海うみ
想おもいあふれて 背せを向むけて
見上みあげる空そらに 鷲羽山わしゅうざん
たった五ご文字もじの さようなら
なんで言いえない 意気地いくじなし
命いのちひとつじゃ 足たりないくらい
惚ほれてつくした 愛あいだけど
波なみにさまよう 船ふねにさえ
あの日ひのあなた 思おもい出だす
怖こわいものなど ないけれど
旅たびの終おわりが 怖こわいだけ
何度なんどともなく 振ふり向むきながら
やがてあなたは 風かぜの中なか
涙なみだこぼれて 落おちぬよう
見上みあげる空そらに 鷲羽山わしゅうざん
女おんなみれんの 海峡かいきょうを
明日あすはひとりで 越こえて行ゆく
これがkorega最後saigoのno ふたりのfutarino旅tabiとto
知shiっているのかtteirunoka 瀬戸setoのno海umi
想omoいあふれてiafurete 背seをwo向muけてkete
見上miaげるgeru空soraにni 鷲羽山wasyuuzan
たったtatta五go文字mojiのno さようならsayounara
なんでnande言iえないenai 意気地ikujiなしnashi
命inochiひとつじゃhitotsuja 足taりないくらいrinaikurai
惚hoれてつくしたretetsukushita 愛aiだけどdakedo
波namiにさまようnisamayou 船funeにさえnisae
あのano日hiのあなたnoanata 思omoいi出daすsu
怖kowaいものなどimononado ないけれどnaikeredo
旅tabiのno終oわりがwariga 怖kowaいだけidake
何度nandoともなくtomonaku 振fuりri向muきながらkinagara
やがてあなたはyagateanataha 風kazeのno中naka
涙namidaこぼれてkoborete 落oちぬようchinuyou
見上miaげるgeru空soraにni 鷲羽山wasyuuzan
女onnaみれんのmirenno 海峡kaikyouをwo
明日asuはひとりでhahitoride 越koえてete行yuくku