いつかあの日ひの思おもい出でと同おなじように
君きみも消きえていくから
祭囃子まつりばやしが響ひびく中なか
夏なつの終おわる匂においがした
夕暮ゆうぐれ 君きみと待まち合あわせた駅えき
改札口かいさつぐちを過すぎれば
今日きょうで君きみとはさよならなんだ
引ひき止とめる理由りゆうがあったらいいのに
うつむく僕ぼくを覗のぞき込こみ
おどけたように笑わらう君きみ
最初さいしょで最後さいごの二人ふたりだけの夜よる
いつもの裏道うらみちを抜ぬけて
駆かけてく君きみの背中せなか見みて
好すきだなんて、僕ぼくは言いえないでいた。
心こころにずっと空あいた穴あなを埋うめるように
夜空よぞらに繚乱りょうらんの花火はなびが キラリ キラリ
綺麗きれいだねってそっと呟つぶやく君きみの手てを
強つよく握にぎりしめていた
はじめて出会であった頃ころ
誰だれよりも笑わらう君きみに見惚みほれて
優やさしい人ひとだと思おもった
笑顔えがおの裏うらでは
ひとりで涙なみだを流ながしている
そんな君きみが誰だれより大切たいせつなのに
何なにもできないでいた
さよならじゃ
形容けいようできない
いつまでも忘わすれないよ
あの日ひ見みた花火はなびのように
僕ぼくの中なかで今いまも咲さき続つづけているんだ
心こころにずっと空あいた穴あなを埋うめるように
君きみの涙なみだの欠片かけらが ひらり ひらり
繋つなげなかった僕ぼくたちの未来みらいはきっと
夏なつの幻まぼろしだったから
夜空よぞらに満開まんかいの花火はなびが上あがるころ
君きみのいない世界せかいで僕ぼくは泣ないたよ
いつか他ほかの誰だれかと結むすばれても
僕ぼくは思おもい出だすのだろう
とある夏なつの日ひの蜉蝣かげろう
夢ゆめを揺蕩たゆたう
いつかあのitsukaano日hiのno思omoいi出deとto同onaじようにjiyouni
君kimiもmo消kiえていくからeteikukara
祭囃子matsuribayashiがga響hibiくku中naka
夏natsuのno終oわるwaru匂nioいがしたigashita
夕暮yuuguれre 君kimiとto待maちchi合aわせたwaseta駅eki
改札口kaisatsuguchiをwo過suぎればgireba
今日kyouでde君kimiとはさよならなんだtohasayonarananda
引hiきki止toめるmeru理由riyuuがあったらいいのにgaattaraiinoni
うつむくutsumuku僕bokuをwo覗nozoきki込koみmi
おどけたようにodoketayouni笑waraうu君kimi
最初saisyoでde最後saigoのno二人futariだけのdakeno夜yoru
いつものitsumono裏道uramichiをwo抜nuけてkete
駆kaけてくketeku君kimiのno背中senaka見miてte
好suきだなんてkidanante、僕bokuはha言iえないでいたenaideita。
心kokoroにずっとnizutto空aいたita穴anaをwo埋uめるようにmeruyouni
夜空yozoraにni繚乱ryouranのno花火hanabiがga キラリkirari キラリkirari
綺麗kireiだねってそっとdanettesotto呟tsubuyaくku君kimiのno手teをwo
強tsuyoくku握nigiりしめていたrishimeteita
はじめてhajimete出会deaったtta頃koro
誰dareよりもyorimo笑waraうu君kimiにni見惚mihoれてrete
優yasaしいshii人hitoだとdato思omoったtta
笑顔egaoのno裏uraではdeha
ひとりでhitoride涙namidaをwo流nagaしているshiteiru
そんなsonna君kimiがga誰dareよりyori大切taisetsuなのにnanoni
何naniもできないでいたmodekinaideita
さよならじゃsayonaraja
形容keiyouできないdekinai
いつまでもitsumademo忘wasuれないよrenaiyo
あのano日hi見miたta花火hanabiのようにnoyouni
僕bokuのno中nakaでde今imaもmo咲saきki続tsuduけているんだketeirunda
心kokoroにずっとnizutto空aいたita穴anaをwo埋uめるようにmeruyouni
君kimiのno涙namidaのno欠片kakeraがga ひらりhirari ひらりhirari
繋tsunaげなかったgenakatta僕bokuたちのtachino未来miraiはきっとhakitto
夏natsuのno幻maboroshiだったからdattakara
夜空yozoraにni満開mankaiのno花火hanabiがga上aがるころgarukoro
君kimiのいないnoinai世界sekaiでde僕bokuはha泣naいたよitayo
いつかitsuka他hokaのno誰dareかとkato結musuばれてもbaretemo
僕bokuはha思omoいi出daすのだろうsunodarou
とあるtoaru夏natsuのno日hiのno蜉蝣kagerou
夢yumeをwo揺蕩tayutaうu