親おやの小言いけんは 柳やなぎに風かぜと
生うまれ故郷こきょうを 後あとにすりゃ
呼よんでいるよな 御嶽山おんたけさんよ
命いのちひとつの 放浪さすらいに
男おとこみがいて まいります
木曽路きそじ着流きながし 気きまま旅たび
あぁ 日本晴にほんばれ
可愛かわいあの娘こを いやではないが
親おやの決きめたが 気きに入いらぬ
足あしの向むくまま 中山道なかせんどうを
行いけば妻籠つまごか 奈良なら井宿ならいじゅく
夢ゆめであの娘こが 追おいすがる
木曽路きそじ着流きながし 気きまま旅たび
あぁ 逢あいてぇな
家業かぎょう継つぐのは 兄貴あにきにまかせ
俺おれら気楽きらくな 次男坊じなんぼう
男伊達おとこだてなら 誰だれにも負まけぬ
惚ほれてくれるな 茶屋ちゃやむすめ
馬籠まごめ峠とうげを 急いそぎ足あし
木曽路きそじ着流きながし 気きまま旅たび
あぁ 日本晴にほんばれ
親oyaのno小言ikenはha 柳yanagiにni風kazeとto
生umaれre故郷kokyouをwo 後atoにすりゃnisurya
呼yoんでいるよなndeiruyona 御嶽山ontakesanよyo
命inochiひとつのhitotsuno 放浪sasuraいにini
男otokoみがいてmigaite まいりますmairimasu
木曽路kisoji着流kinagaしshi 気kiままmama旅tabi
あぁaa 日本晴nihonbaれre
可愛kawaいあのiano娘koをwo いやではないがiyadehanaiga
親oyaのno決kiめたがmetaga 気kiにni入iらぬranu
足ashiのno向muくままkumama 中山道nakasendouをwo
行iけばkeba妻籠tsumagoかka 奈良nara井宿naraijuku
夢yumeであのdeano娘koがga 追oいすがるisugaru
木曽路kisoji着流kinagaしshi 気kiままmama旅tabi
あぁaa 逢aいてぇなithena
家業kagyou継tsuぐのはgunoha 兄貴anikiにまかせnimakase
俺oreらra気楽kirakuなna 次男坊jinanbou
男伊達otokodateならnara 誰dareにもnimo負maけぬkenu
惚hoれてくれるなretekureruna 茶屋chayaむすめmusume
馬籠magome峠tougeをwo 急isoぎgi足ashi
木曽路kisoji着流kinagaしshi 気kiままmama旅tabi
あぁaa 日本晴nihonbaれre