風かぜがこの世よに あればこそ
花はなもそよいで 実みをむすぶ
生いきる厳きびしさ 笑顔えがおでかくし
風かぜは幾いく山やま 越こえてきた
咲さかせた仕事しごとを 誇ほこらずに
遥はるかに笑わらう 風かぜの男ひと
雲くもが流ながれる 茜空あかねぞら
ついて来くるかと 風かぜが呼よぶ
追おえど届とどかぬ 情なさけの人ひとの
広ひろきこころと その深ふかさ
夢ゆめ追おいながらも また夢ゆめを
こころも熱あつき 風かぜの男ひと
人ひとが気付きづかぬ 振ふり向むかぬ
谷たにのさくらの 潔いさぎよさ
それをしっかり 探さがせと叱しかる
風かぜに私心ししんも 見栄みえも無ない
高たかきにありても温あたたかく
なお夢ゆめうたう 風かぜの男ひと
風kazeがこのgakono世yoにni あればこそarebakoso
花hanaもそよいでmosoyoide 実miをむすぶwomusubu
生iきるkiru厳kibiしさshisa 笑顔egaoでかくしdekakushi
風kazeはha幾iku山yama 越koえてきたetekita
咲saかせたkaseta仕事shigotoをwo 誇hokoらずにrazuni
遥haruかにkani笑waraうu 風kazeのno男hito
雲kumoがga流nagaれるreru 茜空akanezora
ついてtsuite来kuるかとrukato 風kazeがga呼yoぶbu
追oえどedo届todoかぬkanu 情nasaけのkeno人hitoのno
広hiroきこころとkikokoroto そのsono深fukaさsa
夢yume追oいながらもinagaramo またmata夢yumeをwo
こころもkokoromo熱atsuきki 風kazeのno男hito
人hitoがga気付kiduかぬkanu 振fuりri向muかぬkanu
谷taniのさくらのnosakurano 潔isagiyoさsa
それをしっかりsorewoshikkari 探sagaせとseto叱shikaるru
風kazeにni私心shishinもmo 見栄mieもmo無naいi
高takaきにありてもkiniaritemo温atataかくkaku
なおnao夢yumeうたうutau 風kazeのno男hito