霙みぞれまじりの 海鳴うみなりしぶき
髪かみの先さきから 凍こおりつく
胸むねで愚図ぐずつく 女おんなの未練みれん
捨すてに来きました 竜飛たっぴ岬みさき
津軽つがるじょんから じょんから ひとり旅たび
だるまストーブ チロチロ燃もえて
客きゃくもまばらな 浜はま酒場さかば
憎にくみきれない 面影おもかげ浮うかべ
ひとり熱燗あつかん 鰺ケ沢あじがさわ
津軽つがるじょんから じょんから ひとり旅たび
まるで行いく手てを じゃまするように
岩木いわきおろしが 吹ふき荒あれる
なぜにつかめぬ 幸しあわせひとつ
春はるはいつ来くる 五所川原ごしょがわら
津軽つがるじょんから じょんから ひとり旅たび
霙mizoreまじりのmajirino 海鳴uminaりしぶきrishibuki
髪kamiのno先sakiからkara 凍kooりつくritsuku
胸muneでde愚図guzuつくtsuku 女onnaのno未練miren
捨suてにteni来kiましたmashita 竜飛tappi岬misaki
津軽tsugaruじょんからjonkara じょんからjonkara ひとりhitori旅tabi
だるまdarumaストsutoーブbu チロチロchirochiro燃moえてete
客kyakuもまばらなmomabarana 浜hama酒場sakaba
憎nikuみきれないmikirenai 面影omokage浮uかべkabe
ひとりhitori熱燗atsukan 鰺ケ沢ajigasawa
津軽tsugaruじょんからjonkara じょんからjonkara ひとりhitori旅tabi
まるでmarude行iくku手teをwo じゃまするようにjamasuruyouni
岩木iwakiおろしがoroshiga 吹fuきki荒aれるreru
なぜにつかめぬnazenitsukamenu 幸shiawaせひとつsehitotsu
春haruはいつhaitsu来kuるru 五所川原gosyogawara
津軽tsugaruじょんからjonkara じょんからjonkara ひとりhitori旅tabi