暗くらい窓まどから灯あかりを探さがす
雨降あめふり風吹かぜふき雪ゆき落おちつ日々ひびに
机つくえの隅すみの鉛筆えんぴつひろい
スケッチ・ブックの落書らくがきつづく
幼おさない頃ころに夢見ゆめみた夢ゆめは
赤あかや黄色きいろや白しろや緑みどり
小ちいさな花はなの冠かんむりかぶり
花はなのお城しろの王子おうじさまだよ
星ほしのきれいな寒さむい夜よるに
一人ひとりの男おとこが酒さけを飲のんで唄うたう
まがった口くちから流ながれる唄うたに
忘わすれかけた故郷ふるさと思おもう
汚きたないネオンが川面かわもに映うつり
道みちを忘わすれた旅人たびびと一人ひとり
装よそおうことしか知しらない女おんなに
愛あいの行方ゆくえをたずねている
夢ゆめを追おうなと教おしえた人ひとが
夢ゆめを抱だいて死しんで行いった
みぞれ混まじりの雨あめ降ふる中なかに
盲めくらの犬いぬが高たかく吠ほえてる
あてない時ときが流ながれて過よぎる
多おおくの人ひとが影かげとなって揺ゆれる
一ひとつの窓まどから見み上あげる空そらは
今日きょうも昨日きのうと同おんなじ空そらか
暗kuraいi窓madoからkara灯akariをwo探sagaすsu
雨降amefuりri風吹kazefuきki雪yuki落ochiつtsu日々hibiにni
机tsukueのno隅sumiのno鉛筆enpitsuひろいhiroi
スケッチsuketchi・ブックbukkuのno落書rakugaきつづくkitsuduku
幼osanaいi頃koroにni夢見yumemiたta夢yumeはha
赤akaやya黄色kiiroやya白shiroやya緑midori
小chiiさなsana花hanaのno冠kanmuriかぶりkaburi
花hanaのおnoo城shiroのno王子oujiさまだよsamadayo
星hoshiのきれいなnokireina寒samuいi夜yoruにni
一人hitoriのno男otokoがga酒sakeをwo飲noんでnde唄utaうu
まがったmagatta口kuchiからkara流nagaれるreru唄utaにni
忘wasuれかけたrekaketa故郷furusato思omoうu
汚kitanaいiネオンneonがga川面kawamoにni映utsuりri
道michiをwo忘wasuれたreta旅人tabibito一人hitori
装yosooうことしかukotoshika知shiらないranai女onnaにni
愛aiのno行方yukueをたずねているwotazuneteiru
夢yumeをwo追oうなとunato教oshiえたeta人hitoがga
夢yumeをwo抱daいてite死shiんでnde行iったtta
みぞれmizore混majiりのrino雨ame降fuるru中nakaにni
盲mekuraのno犬inuがga高takaくku吠hoえてるeteru
あてないatenai時tokiがga流nagaれてrete過yogiるru
多ooくのkuno人hitoがga影kageとなってtonatte揺yuれるreru
一hitoつのtsuno窓madoからkara見mi上ageるru空soraはha
今日kyouもmo昨日kinouとto同onnaじji空soraかka