旅人たびびとの足あしも遠とおい 京都きょうと 北山きたやま 杉すぎ木立こだち
笹ささ船ぶねを流ながしても 想おもいは届とどかない
あの人ひとはゆきずりに 恋こいを残のこして行いった
あれはかりそめね
愛いとしい人ひとの呼よび名なを 忘わすれるすべも知しらずに
木こもれ陽びの坂道さかみちで 私わたしは春はるに泣なく
風かぜに追おわれ八重桜やえざくら 京都きょうと 北山きたやま 杉すぎ木立こだち
山やまの娘むすめの恋こいは 可憐かれんに散ちってゆく
谷川たにがわに足あしをなげ 影法師かげぼうしを探さがして
誰だれを待まつのやら
淋さびしさを抱だきしめれば うつろな夢ゆめも壊こわれて
夕暮ゆうぐれの山道やまみちで 私わたしは春はるに泣なく
谷川たにがわに足あしをなげ 影法師かげぼうしを探さがして
誰だれを待まつのやら
淋さびしさを抱だきしめれば うつろな夢ゆめも壊こわれて
夕暮ゆうぐれの山道やまみちで 私わたしは春はるに泣なく
旅人tabibitoのno足ashiもmo遠tooいi 京都kyouto 北山kitayama 杉sugi木立kodachi
笹sasa船buneをwo流nagaしてもshitemo 想omoいはiha届todoかないkanai
あのano人hitoはゆきずりにhayukizurini 恋koiをwo残nokoしてshite行iったtta
あれはかりそめねarehakarisomene
愛itoしいshii人hitoのno呼yoびbi名naをwo 忘wasuれるすべもrerusubemo知shiらずにrazuni
木koもれmore陽biのno坂道sakamichiでde 私watashiはha春haruにni泣naくku
風kazeにni追oわれware八重桜yaezakura 京都kyouto 北山kitayama 杉sugi木立kodachi
山yamaのno娘musumeのno恋koiはha 可憐karenにni散chiってゆくtteyuku
谷川tanigawaにni足ashiをなげwonage 影法師kageboushiをwo探sagaしてshite
誰dareをwo待maつのやらtsunoyara
淋sabiしさをshisawo抱daきしめればkishimereba うつろなutsurona夢yumeもmo壊kowaれてrete
夕暮yuuguれのreno山道yamamichiでde 私watashiはha春haruにni泣naくku
谷川tanigawaにni足ashiをなげwonage 影法師kageboushiをwo探sagaしてshite
誰dareをwo待maつのやらtsunoyara
淋sabiしさをshisawo抱daきしめればkishimereba うつろなutsurona夢yumeもmo壊kowaれてrete
夕暮yuuguれのreno山道yamamichiでde 私watashiはha春haruにni泣naくku