おまえとしあわせに 歌詞 渥美二郎 ふりがな付

血ちのにじむほど 指ゆびを噛かみ
俺おれの帰かえりを 待まっていた
お酒さけの匂においが しみついて
女おんなひとりの 苦労くろうがわかる
はなさない はなさない
はなしはしない おまえとしあわせに しあわせに

誰だれにもこの身み 触ふれさせず
たえていたのと 腕うでの中なか
いじめて泣なかせた だけなのに
とても無邪気むじゃきに おまえは許ゆるす
馬鹿ばかな奴やつ 可愛かわいい奴やつ
やさしい奴やつよ おまえとしあわせに しあわせに

むかしのなじみ この店みせで
腹はらの底そこから 語かたりたい
くずれたくらしを 改あらためて
おまえひとりの こころに生いきる
はなさない はなさない
はなしはしない おまえとしあわせに しあわせに