多分たぶん 僕ぼくたちはお互たがいの事こと
本当ほんとうに知しらずに誤解ごかいをしてた
自分じぶんのためじゃなく 誰だれかのために
奪うばい合あう気持きもちは どんなだろう
上うえを流ながれてく空気くうきは
排気はいきガスさえも届とどかない世界せかい
買かった靴くつで行いける場所ばしょは
履はき潰つぶした靴くつの溶とけた世界せかい
カイトはどこからでも
上あがってゆけるのにね
その身みが何色なにいろでも 知しることもないのにね
僕ぼくたちの戦たたかいは
同おなじではないけれど
ビルの間あいだ 一筋ひとすじの風かぜがもう 待まっている
叶かなえてもらえない 夢ゆめがあって
責せめることもできない 優やさしさがある
胸むねを汚よごした子供こどもが
帰かえらない人ひとを待まっている時とき
運はこびそびれた幸しあわせの
ためだけにさまよう人ひとがいる
カイトは何なにを乗のせて
上あがってゆくのだろう
その身みの糸いとを切きって どこへ行いきたいのだろう
僕ぼくがどこで生うまれて
君きみがどう生いきてきたか
全すべてが見みえなくても 僕ぼくには君きみが見みえる
なぜ春はるだけが来こない
春夏秋冬しゅんかしゅうとうがあるの
君きみを乗のせて飛とんでいけ
明日あしたが見みえるように
カイトはどこからでも
上あがってゆけるのにね
その身みが何色なにいろでも 知しることもないのにね
僕ぼくたちの戦たたかいは
同おなじではないけれど
ビルの間あいだ 一筋ひとすじの風かぜがもう 待まっている
多分tabun 僕bokuたちはおtachihao互tagaいのino事koto
本当hontouにni知shiらずにrazuni誤解gokaiをしてたwoshiteta
自分jibunのためじゃなくnotamejanaku 誰dareかのためにkanotameni
奪ubaいi合aうu気持kimoちはchiha どんなだろうdonnadarou
上ueをwo流nagaれてくreteku空気kuukiはha
排気haikiガスgasuさえもsaemo届todoかないkanai世界sekai
買kaったtta靴kutsuでde行iけるkeru場所basyoはha
履haきki潰tsubuしたshita靴kutsuのno溶toけたketa世界sekai
カイトkaitoはどこからでもhadokokarademo
上aがってゆけるのにねgatteyukerunonine
そのsono身miがga何色naniiroでもdemo 知shiることもないのにねrukotomonainonine
僕bokuたちのtachino戦tatakaいはiha
同onaじではないけれどjidehanaikeredo
ビルbiruのno間aida 一筋hitosujiのno風kazeがもうgamou 待maっているtteiru
叶kanaえてもらえないetemoraenai 夢yumeがあってgaatte
責seめることもできないmerukotomodekinai 優yasaしさがあるshisagaaru
胸muneをwo汚yogoしたshita子供kodomoがga
帰kaeらないranai人hitoをwo待maっているtteiru時toki
運hakoびそびれたbisobireta幸shiawaせのseno
ためだけにさまようtamedakenisamayou人hitoがいるgairu
カイトkaitoはha何naniをwo乗noせてsete
上aがってゆくのだろうgatteyukunodarou
そのsono身miのno糸itoをwo切kiってtte どこへdokohe行iきたいのだろうkitainodarou
僕bokuがどこでgadokode生uまれてmarete
君kimiがどうgadou生iきてきたかkitekitaka
全subeてがtega見miえなくてもenakutemo 僕bokuにはniha君kimiがga見miえるeru
なぜnaze春haruだけがdakega来koないnai
春夏秋冬syunkasyuutouがあるのgaaruno
君kimiをwo乗noせてsete飛toんでいけndeike
明日ashitaがga見miえるようにeruyouni
カイトkaitoはどこからでもhadokokarademo
上aがってゆけるのにねgatteyukerunonine
そのsono身miがga何色naniiroでもdemo 知shiることもないのにねrukotomonainonine
僕bokuたちのtachino戦tatakaいはiha
同onaじではないけれどjidehanaikeredo
ビルbiruのno間aida 一筋hitosujiのno風kazeがもうgamou 待maっているtteiru