戦いの矛盾 歌詞 熊木杏里 ふりがな付

小ちいさな足場あしばを登のぼりきるには
私わたしは満みたされすぎている
欲ほしい物もののために我慢がまんをするにも
私わたしは満みたされすぎている
お金かねがないこわさを知しるには
私わたしは満みたされすぎている
食たべるために働はたらく気きになるには
私わたしは満みたされすぎている

働はたらきたくても 働はたらけない人ひとがいて
飢うえて舌したをかじってる

命いのちとお金かねがつながらない場所ばしょにいて
お腹なかの中なかにももどれない

君きみは神様かみさまのすぐそばにいて
どんな話はなしを聞きいているの?

誰だれかに想おもいを訴うったえかけるには
私わたしは満みたされすぎている
それでも私わたしは私わたしにしか
できないことがあると信しんじる

泣なきたいときにも泣なけない人ひとがいる
涙なみだでのどが潤うるおうの?
心こころと体からだが別々べつべつになりながら
いつか何なにかを叶かなえるの?

きっと神様かみさまはひとりひとつ
ちがう話はなしを 教おしえてくれる

いつまでも

生いきてゆく