明日あすの別わかれを 知しりながら
命いのちのかぎり 燃もえる女おんな
ほのかに香かおる 湯ゆあがりの
肌はだの白しろさに 匂におう月つき
ああ みちのく 樹氷じゅひょうの宿やど
酒さけのぬくみも 凍いてついた
さだめの雪ゆきは とかせない
ほろりと酔よえば 死しにたいと
弱よわい女おんなに また返かえり
ああ 君きみ泣なく 樹氷じゅひょうの宿やど
無理むりに微笑わらって 朝あさの日ひに
そむけた顔かおの いじらしさ
女おんなのそんな まごころに
何なにも酬むくいて やれぬ身みが
ああ せつない 樹氷じゅひょうの宿やど
明日asuのno別wakaれをrewo 知shiりながらrinagara
命inochiのかぎりnokagiri 燃moえるeru女onna
ほのかにhonokani香kaoるru 湯yuあがりのagarino
肌hadaのno白shiroさにsani 匂nioうu月tsuki
ああaa みちのくmichinoku 樹氷juhyouのno宿yado
酒sakeのぬくみもnonukumimo 凍iてついたtetsuita
さだめのsadameno雪yukiはha とかせないtokasenai
ほろりとhororito酔yoえばeba 死shiにたいとnitaito
弱yowaいi女onnaにni またmata返kaeりri
ああaa 君kimi泣naくku 樹氷juhyouのno宿yado
無理muriにni微笑waraってtte 朝asaのno日hiにni
そむけたsomuketa顔kaoのno いじらしさijirashisa
女onnaのそんなnosonna まごころにmagokoroni
何naniもmo酬mukuいてite やれぬyarenu身miがga
ああaa せつないsetsunai 樹氷juhyouのno宿yado