願い 歌詞 琴音 ふりがな付

手ての中なか　大おおきな幸しあわせを感かんじる
一秒一秒いちびょういちびょうが　そっと　きざまれてく
だれかを想おもうこと　無邪気むじゃきに見みせる笑顔えがお
それだけで　やさしくなれる

小ちいさな君きみのつむぐ　時ときは始はじまったばかり
大人おとなになった君きみはどんな景色けしきを見みるだろう
でも忘わすれないできっと
愛いとしいきみになら
いつだって誰だれかがそばにいるの

君きみへ　届とどけ　この想おもいよ
ただ目めの前まえの道みちを歩あゆんで
あふれる喜よろこびも　せつない涙なみだも
重かさなりあって　強つよさになるから

遠とおくへ離はなれるほど　うすれてく空色そらいろ
無関心むかんしんに過すぎ去さってくように吹ふく風かぜ
胸弾むねはずむ記憶きおくも奪うばい去さって
僕ぼくを追おい越こしてく劣等感れっとうかん
空からっぽになってる

生いきてるっていうことが何なにより大事だいじだなんて
それなら僕ぼくらはなぜ夢ゆめを見続みつづけてるの
耳みみに響ひびく鼓動こどうがひそかに加速かそくしていく
何なにか言いいたげに　僕ぼくにしがみついてる

空そらへ　届とどけ　この願ねがいよ
まだ目めの前まえの道みちは続つづく
誰だれかのぬくもりに気きづけた時ときは
思おもい出だせんだ素直すなおな僕ぼくを

空そらへ　届とどけ　この両手りょうてよ
ほら朝日あさひが僕ぼくを染そめていく
どんな喜よろこびも　どんな涙なみだも
すべて足跡あしあとになっていたんだ

空そらへ　届とどけ　この想おもいよ
いま目めの前まえの道みちを進すすもう
誰だれかの言葉ことばで　上うえを向むけるなら
いまはまだ夢ゆめの途中とちゅう

僕ぼくは確たしかに　ここに立たってる