沈しずむ夕陽ゆうひを追おいかける子供こどもたち
夏なつの終おわりをおしんでいるように
麦むぎの草笛くさぶえ 風かぜの中なか 響ひびかせて
母ははが待まってる窓辺まどべに急いそぐのか
あゝああ 誰だれかにはぐれて 心こころの家路いえじをたどれば
それは幼おさない頃ころの遠とおき想おもい出で
夏なつが過すぎて秋あきがきても
呼よび止とめる人ひとはいない
宵よいの明星みょうじょう 竹たけざおを肩かたにして
今日きょうはどこまで出でかけて帰かえるのか
遠とおい汽笛きてきを耳みみにしてたちどまる
あゝああ 昨日きのうにはぐれて 心こころの淋さびしさたどれば
それは幼おさない頃ころのわたしの姿すがた
夏なつが過すぎて秋あきがきても
呼よび止とめる人ひとはいない
夏なつが過すぎて秋あきがきても
呼よび止とめる人ひとはいない
沈shizuむmu夕陽yuuhiをwo追oいかけるikakeru子供kodomoたちtachi
夏natsuのno終owaりをおしんでいるようにriwooshindeiruyouni
麦mugiのno草笛kusabue 風kazeのno中naka 響hibiかせてkasete
母hahaがga待maってるtteru窓辺madobeにni急isoぐのかgunoka
あゝaa 誰dareかにはぐれてkanihagurete 心kokoroのno家路iejiをたどればwotadoreba
それはsoreha幼osanaいi頃koroのno遠tooきki想omoいi出de
夏natsuがga過suぎてgite秋akiがきてもgakitemo
呼yoびbi止toめるmeru人hitoはいないhainai
宵yoiのno明星myoujou 竹takeざおをzaowo肩kataにしてnishite
今日kyouはどこまでhadokomade出deかけてkakete帰kaeるのかrunoka
遠tooいi汽笛kitekiをwo耳mimiにしてたちどまるnishitetachidomaru
あゝaa 昨日kinouにはぐれてnihagurete 心kokoroのno淋sabiしさたどればshisatadoreba
それはsoreha幼osanaいi頃koroのわたしのnowatashino姿sugata
夏natsuがga過suぎてgite秋akiがきてもgakitemo
呼yoびbi止toめるmeru人hitoはいないhainai
夏natsuがga過suぎてgite秋akiがきてもgakitemo
呼yoびbi止toめるmeru人hitoはいないhainai