月影つきかげに 残雪ざんせつ冴さえて 山やまは静しずかに眠ねむる
山小屋やまごやの ひそけき窓まどに 夢ゆめは流ながるる
雪ゆきに埋うもれし 花はなか
遠とおき 初恋はつこいの女ひと
思おもい出での 榾火ほたびは燃もえて 胸むねに迫せまりくる
遥はるかなる 残雪ざんせつ淡あわく 愛あいの誓ちかいも虚むなし
涙なみだして 谺こだまを追おえど 闇やみに消きえゆく
雪ゆきに埋うもれし 花はなか
遠とおき 初恋はつこいの女ひと
白樺しらかばの 林はやしの道みちを たどる人ひともなし
たどる人ひともなし
月影tsukikageにni 残雪zansetsu冴saえてete 山yamaはha静shizuかにkani眠nemuるru
山小屋yamagoyaのno ひそけきhisokeki窓madoにni 夢yumeはha流naがるるgaruru
雪yukiにni埋uもれしmoreshi 花hanaかka
遠tooきki 初恋hatsukoiのno女hito
思omoいi出deのno 榾火hotabiはha燃moえてete 胸muneにni迫semaりくるrikuru
遥haruかなるkanaru 残雪zansetsu淡awaくku 愛aiのno誓chikaいもimo虚munaしshi
涙namidaしてshite 谺kodamaをwo追oえどedo 闇yamiにni消kiえゆくeyuku
雪yukiにni埋uもれしmoreshi 花hanaかka
遠tooきki 初恋hatsukoiのno女hito
白樺shirakabaのno 林hayashiのno道michiをwo たどるtadoru人hitoもなしmonashi
たどるtadoru人hitoもなしmonashi