狂った果実 歌詞 石原裕次郎 ふりがな付

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よみ:くるったかじつ

狂った果実 歌詞

石原裕次郎

1956.8.1 リリース
作詞
石原慎太郎
作曲
佐藤勝
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なつびて
潮風しおかぜれる 花々はなばな
草蔭くさかげむす
れてゆくあか
ゆめとおしろせて
えてゆく えてゆく
みずのかなたに

ひとそしるとも
うみかおりにむせぶ このおも
今日きょうもまた
かえなつゆめ
あつきこころ がるむね
くるいつゝ れてゆく
太陽たいよう

しおかおりにお
いわかげにかわす くちづけ
そのつか
えゆくとりながら
せめて今宵こよい いつわりのこい
がり ってゆく
あかはな

狂った果実 / 石原裕次郎 の歌詞へのレビュー

男性

馬骨

2022/10/20 03:04

狂った果実は慎太郎が昭和30年代に世に送り出した、若者の新しい生き方を描いた物語である・・義理人情の世界から自由に飛び出した若者を描き、当時は不良の映画とさえ言われたものである、しかし現代から見ると単なる若者の自由な心模様で、人の世の理から特に外れたものではない・・それはこの歌が自由が他の自由と摩擦を起こした時、遣る瀬無い虚無感に襲われているところに良く表れている・・人には相手がおり恋にも相手がいるという事である・・咲く花散る花その下に熟す狂った果実、結局は普通の果実に過ぎないという歌である・・

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曲名:狂った果実 歌手:石原裕次郎