残照恋鏡 歌詞 石川さゆり ふりがな付

手てのひらに 書かく度たびごとの 愛あいの文字もじ
あなた一人ひとりに 飛とんでいく
遊あそぶ心こころの 欠片かけらも無なくて
一途いちずに熱あつい 長旅ながたびだもの
泣なきません 泣なくもんですか
西にしへ行ゆく太陽たいようも 憂うれい見みせずに 遠とおざかる

いたずらな 聞きき分わけ悪わるい 天邪鬼あまのじゃく
あなたは夢ゆめの 旅たびに飛とぶ
挑いどむ心こころに 深ふかく魅ひかれて
胸むねに根ねづいた 恋花こいばなだもの
散ちりません 散ちるもんですか
雲くも染そめる夕焼ゆうやけが 励はげまし顔かおで 燃もえ盛さかる

ひたすらな あなたにかかる 虹にじの影かげ
見果みはてぬ夢ゆめが 匂におい立たつ
睦むつむ心こころを 力ちからに変かえて
遠とおく見みつめる 憧あこがれだもの
消けしません 消けすもんですか
残照ざんしょうは恋こい鏡かがみ 誓ちかい映うつして 映はえ渡わたる

泣なきません 泣なくもんですか
散ちりません 散ちるもんですか