少すこしまわり道みちで 今日きょうも来きてしまったの
レンガの壁かべの家いえへと 続つづくこの坂道さかみち
それでもためらいに 心こころたしなめられて
会あいに行いけないと思おもう 用ようもないのに
あなたに やきもちやかせてみたくて
平気へいきで 他ほかの人ひとの話はなしをした
気きづいて! 私わたしほんとにイヤな娘こだって
あなたに 思おもわれたくない
ハラハラと散ちる 枯かれ葉はのように
頼たよりない日々ひび
降ふり始はじめた雨あめに 足止あしどめされた駅えきで
突然とつぜん 目めの前まえ 傘かさを 差さし掛かけてくれたの
あなたが好すきですと 言いいたくて 言いえなくて
坂道さかみちが見みえる前まえに 駆かけ出だしたのよ
あなたと 一番いちばん通とおりたい道みちに
背中せなかを向むけて 口唇くちびる 噛かむ私わたし
気きづいて! 怖こわいくらいに好すきになってく
一人ひとりじゃ抱かかえきれないの
少女しょうじょの頃ころに 還かえったような
もどかしい恋こい
ハラハラと舞まう 風花かざばなのよう
頼たよりない日々ひび
少sukoしまわりshimawari道michiでde 今日kyouもmo来kiてしまったのteshimattano
レンガrengaのno壁kabeのno家ieへとheto 続tsuduくこのkukono坂道sakamichi
それでもためらいにsoredemotameraini 心kokoroたしなめられてtashinamerarete
会aいにini行iけないとkenaito思omoうu 用youもないのにmonainoni
あなたにanatani やきもちやかせてみたくてyakimochiyakasetemitakute
平気heikiでde 他hokaのno人hitoのno話hanashiをしたwoshita
気kiづいてduite! 私watashiほんとにhontoniイヤiyaなna娘koだってdatte
あなたにanatani 思omoわれたくないwaretakunai
ハラハラharaharaとto散chiるru 枯kaれre葉haのようにnoyouni
頼tayoりないrinai日々hibi
降fuりri始hajiめたmeta雨ameにni 足止ashidoめされたmesareta駅ekiでde
突然totsuzen 目meのno前mae 傘kasaをwo 差saしshi掛kaけてくれたのketekuretano
あなたがanataga好suきですとkidesuto 言iいたくてitakute 言iえなくてenakute
坂道sakamichiがga見miえるeru前maeにni 駆kaけke出daしたのよshitanoyo
あなたとanatato 一番ichiban通tooりたいritai道michiにni
背中senakaをwo向muけてkete 口唇kuchibiru 噛kaむmu私watashi
気kiづいてduite! 怖kowaいくらいにikuraini好suきになってくkininatteku
一人hitoriじゃja抱kakaえきれないのekirenaino
少女syoujoのno頃koroにni 還kaeったようなttayouna
もどかしいmodokashii恋koi
ハラハラharaharaとto舞maうu 風花kazabanaのようnoyou
頼tayoりないrinai日々hibi