時の痛み 歌詞 石川優子 ふりがな付

ラタンのイスに 黄昏たそがれが止とまっていた
脱ぬぎすてられた ジャケットだけ夏なつだね
今いまは何なんにも悲かなしまずに 僕ぼくの話はなしをききなよ

君きみには君きみの 生いき方かたがあるはずさ
通とおりすぎてく 季節きせつよりも確たしかに
誰だれも悪わるくはないと知しって いつもの君きみでいてほしい

振ふり向むいてたら つらくなってしまうよ

その瞳ひとみに恋こいしてた その背中せなかに恋こいしてた
もう二度にどと愛あいせない 時ときが痛いたい

東ひがしの窓まどに ロマンスが逃にげてゆく
カセットテープ いつのまにか終おわった
夢ゆめのうしろは寂さびしいよと 昔むかし誰だれかにきいたね

振ふり向むいてたら つらくなってしまうよ

その涙なみだに恋こいしてた そのハートに恋こいしてた
いつの日ひにかわかって 僕ぼくの痛いたみ

その瞳ひとみに恋こいしてた その背中せなかに恋こいしてた
もう二度にどと愛あいせない 時ときが痛いたい