流ながれる川かわは 生いきている
何なにも語かたらず 堂々どうどうと
裸一貫はだかいっかん 男おとこの値打ねうち
義理ぎりと人情にんじょうと がまん酒ざけ
空そらは真赤まっかな 男川おとこがわ
山瀬やませが吹ふけば 荒あれる川かわ
海うみに流ながれるこの川かわは
負まけたままでは 終おわりはしない
何処どこで散ちろうと 悔くやまない
雨あめが冷つめたい 男川おとこがわ
帰かえらぬ過去かこを 振ふりかえりゃ
浮うかぶ故郷ふるさと 懐なつかしく
意地いじを支ささえる一いっ本道ぽんみちだ
風かぜの歌うた聴きく 夜よるもある
帰かえれないのさ 男川おとこがわ
流nagaれるreru川kawaはha 生iきているkiteiru
何naniもmo語kataらずrazu 堂々doudouとto
裸一貫hadakaikkan 男otokoのno値打neuちchi
義理giriとto人情ninjouとto がまんgaman酒zake
空soraはha真赤makkaなna 男川otokogawa
山瀬yamaseがga吹fuけばkeba 荒aれるreru川kawa
海umiにni流nagaれるこのrerukono川kawaはha
負maけたままではketamamadeha 終oわりはしないwarihashinai
何処dokoでde散chiろうとrouto 悔kuやまないyamanai
雨ameがga冷tsumeたいtai 男川otokogawa
帰kaeらぬranu過去kakoをwo 振fuりかえりゃrikaerya
浮uかぶkabu故郷furusato 懐natsuかしくkashiku
意地ijiをwo支sasaえるeru一ixtu本道ponmichiだda
風kazeのno歌uta聴kiくku 夜yoruもあるmoaru
帰kaeれないのさrenainosa 男川otokogawa