悲かなしみの海うみに 君きみは沈しずんでゆく
暗くらい藍色あいいろの底そこに 見みえない涙なみだこぼす
その痛いたみを知しって それでも すべてを救すくおうと
思おもえるほど蒼あおくもなくて 僕ぼくは僕ぼくで惑まどう
愛あいや夢ゆめなんて どこにもないって
冷つめたい海うみで 凍こごえる君きみの
せめて 孤独こどくに その悲かなしみに 寄より添そえたなら
深ふかい 深ふかい 青あおに 僕ぼくも 染そまるくらいに
両耳りょうみみを塞ふさいで この世界せかいを遮さえぎったって
内うちなる君きみの鼓動こどうは 聴きこえてくるだろう
愛あいされていた そのはじまりを
信しんじられたら 傷きずついていても
歪ゆがむ景色けしきの 向むこう側がわへと 泳およぎ出だせるから
止やまない 君きみの音おとが 僕ぼくに広ひろがる
愛あいや夢ゆめなんて 言葉ことばじゃなくって
冷つめたい海うみで 凍こごえる君きみの
いつか 孤独こどくを その悲かなしみを 分わかち合あえたら
光ひかりの浮うかぶ水面すいめんに ともに還かえろう
悲kanaしみのshimino海umiにni 君kimiはha沈shizuんでゆくndeyuku
暗kuraいi藍色aiiroのno底sokoにni 見miえないenai涙namidaこぼすkobosu
そのsono痛itaみをmiwo知shiってtte それでもsoredemo すべてをsubetewo救sukuおうとouto
思omoえるほどeruhodo蒼aoくもなくてkumonakute 僕bokuはha僕bokuでde惑madoうu
愛aiやya夢yumeなんてnante どこにもないってdokonimonaitte
冷tsumeたいtai海umiでde 凍kogoえるeru君kimiのno
せめてsemete 孤独kodokuにni そのsono悲kanaしみにshimini 寄yoりri添soえたならetanara
深fukaいi 深fukaいi 青aoにni 僕bokuもmo 染soまるくらいにmarukuraini
両耳ryoumimiをwo塞fusaいでide このkono世界sekaiをwo遮saeぎったってgittatte
内uchiなるnaru君kimiのno鼓動kodouはha 聴kiこえてくるだろうkoetekurudarou
愛aiされていたsareteita そのはじまりをsonohajimariwo
信shinじられたらjiraretara 傷kizuついていてもtsuiteitemo
歪yugaむmu景色keshikiのno 向muこうkou側gawaへとheto 泳oyoぎgi出daせるからserukara
止yaまないmanai 君kimiのno音otoがga 僕bokuにni広hiroがるgaru
愛aiやya夢yumeなんてnante 言葉kotobaじゃなくってjanakutte
冷tsumeたいtai海umiでde 凍kogoえるeru君kimiのno
いつかitsuka 孤独kodokuをwo そのsono悲kanaしみをshimiwo 分waかちkachi合aえたらetara
光hikariのno浮uかぶkabu水面suimenにni ともにtomoni還kaeろうrou