長ながく細ほそく続つづく夜よるは
光ひかりもなくて孤独こどく抱だいた
ただ
波紋はもんのよに足跡あしあとを
滲にじませながら
彩いろどりの無ない視界しかいの花はなに
全すべて埋うずもれてた
思おもい出だすあの日ひの温ぬくもりを
歪ひずみながら途切とぎれてく色彩しきさいも
ひからびる私わたしを潤うるおして
溢あふれて止とまらぬ言葉ことばは
答こたえにならない曖昧あいまいな声こえ
指ゆび重かさねて祈いのる夜よるは
底そこの見みえない闇やみを抱だいた
まだ
影かげを伸のばす
強つよい光ひかりに気きづけずに
一重ひとえ二重ふたえと散ちりゆく花はなが
世界せかいを染そめてく
忘わすれないあの日ひ聞きいた声こえを
胸むねに熱あつく染しみ渡わたる感情かんじょうも
空からっぽの両手りょうてで受うけ止とめた
溢あふれて止とまらぬ言葉ことばは
答こたえにならない曖昧あいまいな声こえ
独ひとりきりと迷まようような日ひにも
手てを差さしのべられてた
いつでも
ごめんねと いえばよかったかな
ありがとうと いうべきだったかな
思おもい出だすあの日ひの問といかけに
いつも繰くり返かえす言葉ことばは
答こたえというには曖昧あいまいな声こえ
長nagaくku細hosoくku続tsuduくku夜yoruはha
光hikariもなくてmonakute孤独kodoku抱daいたita
ただtada
波紋hamonのよにnoyoni足跡ashiatoをwo
滲nijiませながらmasenagara
彩irodoりのrino無naいi視界shikaiのno花hanaにni
全subeてte埋uzuもれてたmoreteta
思omoいi出daすあのsuano日hiのno温nukuもりをmoriwo
歪hizuみながらminagara途切togiれてくreteku色彩shikisaiもmo
ひからびるhikarabiru私watashiをwo潤uruoしてshite
溢afuれてrete止toまらぬmaranu言葉kotobaはha
答kotaえにならないeninaranai曖昧aimaiなna声koe
指yubi重kasaねてnete祈inoるru夜yoruはha
底sokoのno見miえないenai闇yamiをwo抱daいたita
まだmada
影kageをwo伸noばすbasu
強tsuyoいi光hikariにni気kiづけずにdukezuni
一重hitoe二重futaeとto散chiりゆくriyuku花hanaがga
世界sekaiをwo染soめてくmeteku
忘wasuれないあのrenaiano日hi聞kiいたita声koeをwo
胸muneにni熱atsuくku染shiみmi渡wataるru感情kanjouもmo
空karaっぽのppono両手ryouteでde受uけke止toめたmeta
溢afuれてrete止toまらぬmaranu言葉kotobaはha
答kotaえにならないeninaranai曖昧aimaiなna声koe
独hitoりきりとrikirito迷mayoうようなuyouna日hiにもnimo
手teをwo差saしのべられてたshinoberareteta
いつでもitsudemo
ごめんねとgomenneto いえばよかったかなiebayokattakana
ありがとうとarigatouto いうべきだったかなiubekidattakana
思omoいi出daすあのsuano日hiのno問toいかけにikakeni
いつもitsumo繰kuりri返kaeすsu言葉kotobaはha
答kotaえというにはetoiuniha曖昧aimaiなna声koe