むらさき手綱たづなの 馬うまこにゆられ
嫁よめに来こいよと 言いったじゃないの
あなたとわたしは 親おや決ぎめどうしで
うまれたときから 鶴つると亀かめ
さんさ時雨しぐれを わすれたか
わたしを抱だきよせ この耳みみもとで
愛あいのひと節ふし なさけの小節こぶし
男おとこをみがきに 出でかけた修業たびさき
きれいな女おなごに まよってか
さんさ時雨しぐれに ついほろり
箪笥たんすに長持ながもち 衣装いしょうは揃そろた
こころ不足ぶそくは あなたが居いない
わたしの身代みがわり センダイハギです
黄花きばなが 枯かれずに 届とどいたら
さんさ時雨しぐれで 祝いわいたい
むらさきmurasaki手綱tadunaのno 馬umaこにゆられkoniyurare
嫁yomeにni来koいよとiyoto 言iったじゃないのttajanaino
あなたとわたしはanatatowatashiha 親oya決giめどうしでmedoushide
うまれたときからumaretatokikara 鶴tsuruとto亀kame
さんさsansa時雨shigureをwo わすれたかwasuretaka
わたしをwatashiwo抱daきよせkiyose このkono耳mimiもとでmotode
愛aiのひとnohito節fushi なさけのnasakeno小節kobushi
男otokoをみがきにwomigakini 出deかけたkaketa修業tabisaki
きれいなkireina女onaごにgoni まよってかmayotteka
さんさsansa時雨shigureにni ついほろりtsuihorori
箪笥tansuにni長持nagamochi 衣装isyouはha揃soroたta
こころkokoro不足busokuはha あなたがanataga居iないnai
わたしのwatashino身代migaわりwari センダイハギsendaihagiですdesu
黄花kibanaがga 枯kaれずにrezuni 届todoいたらitara
さんさsansa時雨shigureでde 祝iwaいたいitai