旅の終りに 歌詞
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きょうは函館はこだて あしたは釧路くしろ
希望きぼうも恋こいも 忘わすれた俺おれの
肩かたにつめたい 夜よるの雨あめ
春はるにそむいて 世間せけんにすねて
ひとり行いくのも 男おのこころ
誰だれにわかって ほしくはないが
なぜかさみしい 秋あきもある
旅たびの終おわりに みつけた夢ゆめは
北きたの港みなとの ちいさな酒場さかば
暗くらい灯影とうえいに 肩かた寄よせあって
歌うたう故郷こきょうの 子守唄こもりうた
馬骨
2022/04/17 03:09
流れ流れてさすらう旅は今日は函館明日は釧路・・希望も恋も忘れた俺の肩に冷たい夜の雨・・人は人生の旅人であり、さすらい人であるが・・旅の終わりに小さな夢を見つける北の小さな港の酒場と、暗い夜空にほんの少しの光を与えるのであるが・・藤圭子自身は春を待たずに自殺という形で旅を終えている・・悲し過ぎる(旅の終わり)である・・