境界線 歌詞 藤田恵名 ふりがな付

ここから先さきはまた独ひとりだ
いい加減かげんうんざりする
未来永劫みらいえいごう分わかり合あえない
希望きぼうなんてありはしない
怖こわくない?そんな訳わけはない
何度なんど味あじわっても慣なれはしない
スタンドアップだ 処刑台しょけいだいの上うえで踊おどろうか
いち に さん

あなたにとっては他愛たあいない
いつも通どおりの一言ひとことだろう
こちらにしてみりゃ戦争せんそうだ
逃にげる場所ばしょなんてない
気きが狂くるいそう 止やまない警報けいほう
爆撃ばくげきは今いまも続つづいている
だけどきっと奈落ならくの底そこで生命せいめいは匂におい立たつんだ

最終さいしゅう地点ちてんは知しらない 安住あんじゅうなんて求もとめない
綺麗きれいな日々ひびなら置おいてきた
何十回なんじゅっかい殺ころされて 感傷かんしょうも枯からされて
たどり着ついた境界線きょうかいせん

下くだらなくて尊厳そんげんもない戦たたかいだ
あなたのそれは
ディスプレイの向むこう側がわには
いつか憧あこがれていた世界せかい
石いしを投なげろ 唾つば吐はき捨すてろ
そんなことで満みたされるなら
忙いそがしいんだ
臆病者おくびょうものと語かたる舌したなど持もっていない

観衆かんしゅうたちのあざ笑わらい 壇上だんじょうには届とどかない
光ひかりに焦こがれた断末魔だんまつまか
第三者だいさんしゃの立たち振舞ふるまい 本当ほんとうの自分じぶんかい?
もう目めを伏ふせるな
さあ踏ふみ出だすんだ 鬨ときの声こえをあげて
始はじめようか 今日きょう開戦かいせん

ささやかな夢ゆめも少すこしの幸福こうふくも
もう私わたしには似合にあわない

最終さいしゅう地点ちてんは知しらない 安住あんじゅうなんて求もとめない
綺麗きれいな日々ひびなら置おいてきた
何十回なんじゅっかい殺ころされて 感傷かんしょうも枯からされて
たどり着ついた境界線きょうかいせん