春はるに吹ふく風かぜなら
真まこと爽さわやかに
夏なつに荒あらぶるのは
鮮あざやかな波なみよ
誰だれもが生いき様ざま 巻まき込こまれ
踊おどるような 嵐あらしになる
今朝けさはいずこ 朝陽あさひが呼よんでいる
さすらうままに 愛あいし愛あいされ
信しんじたものを 貫つらぬけば
白雨はくうがこの身み
乗のせて行いくのさ
流ながれ流ながれ 参まいり候そうろう
秋あきに咲さく花はななら
それも慎つつましく
冬ふゆを彩いろどるのは
あたたかな雪ゆきよ
笑わらいも涙なみだも無礼講ぶれいこう
歌うたうような 舞台ぶたいになる
夜よるはいずこ 月光げっこう 射さす方ほうへ
気きの向むくままに 望のぞみ望のぞまれ
手加減てかげんするは 恥はじと知しれ
吹雪ふぶきの中なかに
挑いどみ行いくのさ
流ながれ流ながれ 参まいり候そうろう
有為ういの奥山おくやま 今日きょう越こえて
旅立たびだつ者ものに 夢ゆめよ咲さけ
はらはら いざ行いかん
己おのれの道みちを
流ながれ流ながれて 参まいり候そうろう
明日あしたはいずこ 誰だれかが呼よんでいる
さすらうままに 愛あいし愛あいされ
信しんじたものを 貫つらぬけば
朝風あさかぜ この身み
乗のせて行いくのさ
流ながれ流ながれ 参まいり候こう
春haruにni吹fuくku風kazeならnara
真makoto爽sawaやかにyakani
夏natsuにni荒araぶるのはburunoha
鮮azaやかなyakana波namiよyo
誰dareもがmoga生iきki様zama 巻maきki込koまれmare
踊odoるようなruyouna 嵐arashiになるninaru
今朝kesaはいずこhaizuko 朝陽asahiがga呼yoんでいるndeiru
さすらうままにsasuraumamani 愛aiしshi愛aiされsare
信shinじたものをjitamonowo 貫tsuranuけばkeba
白雨hakuuがこのgakono身mi
乗noせてsete行iくのさkunosa
流nagaれre流nagaれre 参maiりri候sourou
秋akiにni咲saくku花hanaならnara
それもsoremo慎tsutsuましくmashiku
冬fuyuをwo彩irodoるのはrunoha
あたたかなatatakana雪yukiよyo
笑waraいもimo涙namidaもmo無礼講bureikou
歌utaうようなuyouna 舞台butaiになるninaru
夜yoruはいずこhaizuko 月光gekkou 射saすsu方houへhe
気kiのno向muくままにkumamani 望nozoみmi望nozoまれmare
手加減tekagenするはsuruha 恥hajiとto知shiれre
吹雪fubukiのno中nakaにni
挑idoみmi行iくのさkunosa
流nagaれre流nagaれre 参maiりri候sourou
有為uiのno奥山okuyama 今日kyou越koえてete
旅立tabidaつtsu者monoにni 夢yumeよyo咲saけke
はらはらharahara いざiza行iかんkan
己onoreのno道michiをwo
流nagaれre流nagaれてrete 参maiりri候sourou
明日ashitaはいずこhaizuko 誰dareかがkaga呼yoんでいるndeiru
さすらうままにsasuraumamani 愛aiしshi愛aiされsare
信shinじたものをjitamonowo 貫tsuranuけばkeba
朝風asakaze このkono身mi
乗noせてsete行iくのさkunosa
流nagaれre流nagaれre 参maiりri候kou