君きみは鶴つる 僕ぼくは亀かめ
金糸きんし銀糸ぎんしが結むすばれる日ひ
君きみは赤あか 僕ぼくは白しろ
縁えんの糸いとが結むすばれる日ひ
遠とおい場所ばしょで それぞれに生うまれ
出逢であいの糸口いとぐちをつかみ
織おり上あげた綾あやは二人ふたりの錦にしき
この時ときを忘わすれないで
三三さんさんと九く度どの夢ゆめ
角つのをかくして ほほえむ君きみ
白無垢しろむくの清きよらかな頬ほお
唇くちびるにさす 紅べにの色いろ
選えらばれた人ひとが集つどいて
「おめでとう」の 祝いわいのことば
「ありがとう」それは「有あり難がたい」こと
この時ときを忘わすれないで
とりどりの涙なみだの海うみに
こぎ出だして行いく 二人ふたり
三千歳みちとせと八千代やちよを超こえて
恋こいは愛あいへと姿すがた変かえて
いとおしさに至いたる時ときまで
この涙なみだ 忘わすれないで
添そい遂とげて 看取みとりあう時とき
鶴亀つるかめはひとつになる
君kimiはha鶴tsuru 僕bokuはha亀kame
金糸kinshi銀糸ginshiがga結musuばれるbareru日hi
君kimiはha赤aka 僕bokuはha白shiro
縁enのno糸itoがga結musuばれるbareru日hi
遠tooいi場所basyoでde それぞれにsorezoreni生uまれmare
出逢deaいのino糸口itoguchiをつかみwotsukami
織oりri上aげたgeta綾ayaはha二人futariのno錦nishiki
このkono時tokiをwo忘wasuれないでrenaide
三三sansanとto九ku度doのno夢yume
角tsunoをかくしてwokakushite ほほえむhohoemu君kimi
白無垢shiromukuのno清kiyoらかなrakana頬hoo
唇kuchibiruにさすnisasu 紅beniのno色iro
選eraばれたbareta人hitoがga集tsudoいてite
「おめでとうomedetou」のno 祝iwaいのことばinokotoba
「ありがとうarigatou」それはsoreha「有aりri難gataいi」ことkoto
このkono時tokiをwo忘wasuれないでrenaide
とりどりのtoridorino涙namidaのno海umiにni
こぎkogi出daしてshite行iくku 二人futari
三千歳michitoseとto八千代yachiyoをwo超koえてete
恋koiはha愛aiへとheto姿sugata変kaえてete
いとおしさにitooshisani至itaるru時tokiまでmade
このkono涙namida 忘wasuれないでrenaide
添soいi遂toげてgete 看取mitoりあうriau時toki
鶴亀tsurukameはひとつになるhahitotsuninaru