天あまの橋立はしだて 恋こい一文字こいいちもんじ
船ふねは行ゆく行いく 中なかの瀬せあたり
砂すなの架かけ橋はし 内海うちなみを
抱だいてしずかに 眠ねむるやら
わたしゃ丹後たんごの夜祭よまつりに
さした紅べにより 肌はだ染そめて
女おんなごころを ひとさし舞まえば
花はなも散ちる散ちる 夢ゆめも散ちる
若狭わかさ 別わかれの 孔雀くじゃく舞まい
磯いその明神みょうじん 願がんかけしても
叶かなうものなやら 白波しらなみばかり
ひとり寝ねる身みの 淋さみしさに
月つきもやせたか やつれたか
わたしゃ丹後たんごの 片羽かたばね鳥かたはどり
飛とべぬつばさを ふるわせて
つきぬ名残なごりに しみじみ舞まえば
しぐる降ふる降ふる 風かぜも鳴なる
若狭わかさ 別わかれの 孔雀くじゃく舞まい
わたしゃ丹後たんごの 片羽かたばね鳥かたはどり
飛とべぬつばさを ふるわせて
つきぬ名残なごりに しみじみ舞まえば
しぐる降ふる降ふる 風かぜも鳴なる
若狭わかさ 別わかれの 孔雀くじゃく舞まい
天amaのno橋立hashidate 恋koi一文字koiichimonji
船funeはha行yuくku行iくku 中nakaのno瀬seあたりatari
砂sunaのno架kaけke橋hashi 内海uchinamiをwo
抱daいてしずかにiteshizukani 眠nemuるやらruyara
わたしゃwatasya丹後tangoのno夜祭yomatsuりにrini
さしたsashita紅beniよりyori 肌hada染soめてmete
女onnaごころをgokorowo ひとさしhitosashi舞maえばeba
花hanaもmo散chiるru散chiるru 夢yumeもmo散chiるru
若狭wakasa 別wakaれのreno 孔雀kujaku舞mai
磯isoのno明神myoujin 願ganかけしてもkakeshitemo
叶kanaうものなやらumononayara 白波shiranamiばかりbakari
ひとりhitori寝neるru身miのno 淋samiしさにshisani
月tsukiもやせたかmoyasetaka やつれたかyatsuretaka
わたしゃwatasya丹後tangoのno 片羽katabane鳥katahadori
飛toべぬつばさをbenutsubasawo ふるわせてfuruwasete
つきぬtsukinu名残nagoriにni しみじみshimijimi舞maえばeba
しぐるshiguru降fuるru降fuるru 風kazeもmo鳴naるru
若狭wakasa 別wakaれのreno 孔雀kujaku舞mai
わたしゃwatasya丹後tangoのno 片羽katabane鳥katahadori
飛toべぬつばさをbenutsubasawo ふるわせてfuruwasete
つきぬtsukinu名残nagoriにni しみじみshimijimi舞maえばeba
しぐるshiguru降fuるru降fuるru 風kazeもmo鳴naるru
若狭wakasa 別wakaれのreno 孔雀kujaku舞mai