花はなのかんざし だらりの帯おびよ
祇園ぎおん白川しらかわ 下駄げたの音おと
おぼえてますわ ここでした
好すきよと泣ないて 甘あまえたの
手てと手てをかさね いつまでも
名残なごりおしんだ 舞娘まいがーる坂さか
さがし続つづけて ここまで来きたの
逢あえてよかった 一いち夜やでも
運命さだめの恋こいに 道行みちゆきに
悔くいなど残のこる はずもない
蛇じゃの目めの傘かさに 寄より添そって
夢ゆめを紡つむいだ 舞娘まいがーる坂さか
命いのちふたつに 紅べに紐ひもまいて
流ながれつきたい 向むこう岸ぎし
忘わすれてないわ 何なにもかも
愛あいしていたい つぎの世よも
昔むかしを語かたる 石畳いしだたみ
雨あめの花街はなまち 舞娘まいがーる坂さか
花hanaのかんざしnokanzashi だらりのdararino帯obiよyo
祇園gion白川shirakawa 下駄getaのno音oto
おぼえてますわoboetemasuwa ここでしたkokodeshita
好suきよとkiyoto泣naいてite 甘amaえたのetano
手teとto手teをかさねwokasane いつまでもitsumademo
名残nagoりおしんだrioshinda 舞娘maigâru坂saka
さがしsagashi続tsuduけてkete ここまでkokomade来kiたのtano
逢aえてよかったeteyokatta 一ichi夜yaでもdemo
運命sadameのno恋koiにni 道行michiyukiにni
悔kuいなどinado残nokoるru はずもないhazumonai
蛇jaのno目meのno傘kasaにni 寄yoりri添soってtte
夢yumeをwo紡tsumuいだida 舞娘maigâru坂saka
命inochiふたつにfutatsuni 紅beni紐himoまいてmaite
流nagaれつきたいretsukitai 向muこうkou岸gishi
忘wasuれてないわretenaiwa 何naniもかもmokamo
愛aiしていたいshiteitai つぎのtsugino世yoもmo
昔mukashiをwo語kataるru 石畳ishidatami
雨ameのno花街hanamachi 舞娘maigâru坂saka