女手おんなでひとつで 育そだてた娘むすめ
花はなと咲さきます 金屏風きんびょうぶ
よかった よかった この日ひのために
嵐あらしの苦労くろうを耐たえてきた
一緒いっしょに生いきてく その人ひとと
おしどり暦こよみを歩あるいてよ
嬉うれし涙なみだが 目めをふさぐ
肩かたから重荷おもにが消きえてくような
なぜか淋さびしい 胸むねもある
惚ほれあう 惚ほれあう姿すがたをいつも
並ならべて仲なかよく して欲ほしい
花嫁はなよめ衣裳いしょうに 飾かざられた
娘むすめの笑顔えがおの幸しあわせよ
春はるがきました 私わたしにも
涙なみだが後あとから後あとから湧わいて
過すぎる時間じかんが夢ゆめのよう
誰だれにも 誰だれにも 自慢じまんの娘むすめ
相手あいてに渡わたして これでいい
その手てを離はなさず どこまでも
おしどり暦こよみを歩あるいてよ
それが願ねがいの 親おやごころ
女手onnadeひとつでhitotsude 育sodaてたteta娘musume
花hanaとto咲saきますkimasu 金屏風kinbyoubu
よかったyokatta よかったyokatta このkono日hiのためにnotameni
嵐arashiのno苦労kurouをwo耐taえてきたetekita
一緒issyoにni生iきてくkiteku そのsono人hitoとto
おしどりoshidori暦koyomiをwo歩aruいてよiteyo
嬉ureしshi涙namidaがga 目meをふさぐwofusagu
肩kataからkara重荷omoniがga消kiえてくようなetekuyouna
なぜかnazeka淋sabiしいshii 胸muneもあるmoaru
惚hoれあうreau 惚hoれあうreau姿sugataをいつもwoitsumo
並naraべてbete仲nakaよくyoku してshite欲hoしいshii
花嫁hanayome衣裳isyouにni 飾kazaられたrareta
娘musumeのno笑顔egaoのno幸shiawaせよseyo
春haruがきましたgakimashita 私watashiにもnimo
涙namidaがga後atoからkara後atoからkara湧waいてite
過suぎるgiru時間jikanがga夢yumeのようnoyou
誰dareにもnimo 誰dareにもnimo 自慢jimanのno娘musume
相手aiteにni渡wataしてshite これでいいkoredeii
そのsono手teをwo離hanaさずsazu どこまでもdokomademo
おしどりoshidori暦koyomiをwo歩aruいてよiteyo
それがsorega願negaいのino 親oyaごころgokoro