波なみが牙きばむく 能登のとの海うみ
山やまを背負せおった 名舟町なふねまち
夢ゆめの厳きびしさ 辛つらさに耐たえて
しっかり生いきろと 御ご陣じん乗よつのや太鼓たいこ
情なさけ一打ひとうち 涙なみだで二に打うち
いのちの響ひびきだ 故郷こきょうの華はなだ
漁りょうはおまえと 二人ふたり舟ぶね
冬ふゆは出稼でかせぎ 浪花なにわ路じへ
どこへ行いっても 心こころの奥おくに
聞きこえて来くるのさ 御ご陣じん乗よつのや太鼓たいこ
夢ゆめで一打ひとうち 心こころで二ふた打うち
守まもってゆきたい 響ひびきの絆きずな
稽古けいこ稽古けいこで 実みを結むすぶ
俺おれは夜叉やしゃ面めん 六ろく人にん衆しゅう
強つよさ哀かなしさ 冷つめたさ弱よわさ
生いきざま刻きざんだ 御ご陣じん乗よつのや太鼓たいこ
意地いじで一打ひとうち 根性こんじょうで二に打うち
荒浜あらはま篝火かがりび あかあか燃もえる
波namiがga牙kibaむくmuku 能登notoのno海umi
山yamaをwo背負seoったtta 名舟町nafunemachi
夢yumeのno厳kibiしさshisa 辛tsuraさにsani耐taえてete
しっかりshikkari生iきろとkiroto 御go陣jin乗yotsunoya太鼓taiko
情nasaけke一打hitouちchi 涙namidaでde二ni打uちchi
いのちのinochino響hibiきだkida 故郷kokyouのno華hanaだda
漁ryouはおまえとhaomaeto 二人futari舟bune
冬fuyuはha出稼dekaseぎgi 浪花naniwa路jiへhe
どこへdokohe行iってもttemo 心kokoroのno奥okuにni
聞kikoえてete来kuるのさrunosa 御go陣jin乗yotsunoya太鼓taiko
夢yumeでde一打hitouちchi 心kokoroでde二futa打uちchi
守mamoってゆきたいtteyukitai 響hibiきのkino絆kizuna
稽古keiko稽古keikoでde 実miをwo結musuぶbu
俺oreはha夜叉yasya面men 六roku人nin衆syuu
強tsuyoさsa哀kanaしさshisa 冷tsumeたさtasa弱yowaさsa
生iきざまkizama刻kizaんだnda 御go陣jin乗yotsunoya太鼓taiko
意地ijiでde一打hitouちchi 根性konjouでde二ni打uちchi
荒浜arahama篝火kagaribi あかあかakaaka燃moえるeru